#ANNnews “人間由来の食べ物”学習し執着か…GW前に“春のクマ”出没相次ぐ【報道ステーション】(2026年4月22日)

“人間由来の食べ物”学習し執着か…GW前に“春のクマ”出没相次ぐ【報道ステーション】(2026年4月22日)
ゴールデンウィークを前に、クマの出没が相次いでいます。仙台市で捕獲されたクマは、冬眠明けだと痩せているはずなのに、体重が125キロもありました。この春、何が起きているのでしょうか。
■庭で鉢合わせ 鎌を振り上げ対抗
宮城県柴田町の住宅街で22日午前5時半ごろ、庭で草刈りをしていた70代の女性がクマと鉢合わせました。
正岡あゆみ記者
「入り口から入ってきたクマは女性の目の前を駆け抜け、奥のシャッターでUターン。女性は驚き悲鳴をあげ、鎌を振り上げたところ、クマは隣の家の間へと走って逃げていきました」
周辺には、クマのものとみられる足跡が。
近くに住む人
「クマの足跡だ。こんな大きなものはない。そりゃびっくりするわ」
クマはその後、行方が分かっていません。猟友会の会長は出没したクマについて、こう分析します。
柴田町猟友会 日下泰治会長
「(足跡が)13センチか14センチあるね。大人です。(体長)1メートルはあるね」
(Q.この時期に出たのは、冬眠から起きたばっかり?)
「もっと早く冬眠から覚めて、エサ探しだね」
■マンションに居座り 10時間超
今月に入り、各地で目撃情報が相次いでいる“春のクマ”。仙台市中心部では週末、体長1.5メートルほどのクマが市街地に出没しました。
クマを見た人
「黒いものが通ったと思ってのぞいた、フェンスから。そしたら大きなクマのお尻が見えた」
住宅街を悠然と歩き回ったクマはその後、マンションの敷地内に。10時間以上にわたり居座り続けたため、市は緊急銃猟を判断し、麻酔銃で眠らせた後、駆除しました。冬眠明けのこの時期は痩せている個体がほとんどなのに、駆除されたクマは体重125キロ。しっかりと栄養を蓄えているように見えます。
富山県砺波市では、成獣とみられるクマが、カメラの前をゆっくりと横切る様子が捉えられていました。捉えたのは市が設置したAIカメラで「99%クマ」と識別しています。クマを検知すると、市や地元住民に自動で知らせるAIカメラ。すでに24台が稼働していて、今後、増設も決まっているといいます。
■遺体発見は「巣穴のようなところ」
岩手県紫波町では人的被害も出ています。
猟友会のメンバー
「沢を登って行ったら、いきなりクマが飛び出してきて。1メートル手前で捕殺した」
猟友会のメンバーが対峙したクマは、これまでとは違う動きだったといいます。春の山菜が芽吹くこの時期、20日に女性が行方不明になりました。
近隣住民
「朝から夕方までずっとエンジンがかかったままの車があり、通報した」
警察が捜索を進めると、付近で「クマを見た」という情報もあり、護衛を兼ねて猟友会も捜索に加わっていました。花火を鳴らすなど対策をした上で山に入りますが、すぐに。
猟友会のメンバー
「犬の鳴き声がして、そうしたら『クマだ』という声。『顔をかまれた』という警察官をとりあえず沢の上にあげてから、再度、猟友会の2人で沢を捜索したら、急にクマが飛び出してきた」
距離はわずか1メートル。そして。
猟友会のメンバー
「クマが飛び出したところを、私がのぞいてみたら、クマの穴のような所があって。そこをよく見たら長靴が見えて、捜索者を見つけた」
見つかったのは成人女性の遺体でした。体の一部が埋まった状態だったということです。
猟友会のメンバー
「以前だと、人の気配を感じるといなくなったんだけど、でも今のクマは違ってきている」
(Q.4月の段階で被害。どう対策すれば?)
「どんなクマか分からないから、近付かないのが一番」
(Q.山自体に)
「山にだね」
■観光地で対策 オオカミの尿も活用
早くも各地でクマの出没が相次ぐ中、ゴールデンウィークを前にした観光地では対策が始まっています。岩手県一関市にある景勝地『猊鼻渓』。川沿いに高さ50メートルを超える断崖絶壁が続く渓谷は、四季折々の風景が人気の観光スポットです。コースの途中では、舟を降りて山の中を散策します。
猊鼻渓舟下り 佐々木利治船頭
「ここにはクマスプレーがある。これが鐘」
(Q.かなり大きな音)
「出ますね。あとオオカミのおしっこ」
(Q.これはなんで?)
「においで近寄らないように」
実はこれ、例年ならクマの出没が増える秋以降に行っていた取り組みです。
猊鼻渓舟下り 佐々木利治船頭
(Q.この時期に対策することは?)
「今まではなかった。クマは怖いが、自然の楽しさをぜひ体験していただきたい。お客さんに何かあると遅いので、早め早めに対策をしたい」
■GW行楽地でのクマ対策
クマの生態に詳しい、岩手大学の山内貴義准教授に聞きました。
(Q.なぜ早くからクマの出没が相次いでいるのでしょうか)
岩手大学 山内貴義准教授
「3月に暖かい日が続いたので、クマが冬眠から明けるのが早かった。冬眠明けが早いと、山菜や木の新芽など山に十分なエサがないため、市街地に下りてきたのでは。さらに、去年の秋、非常に多くのクマが市街地に出没した。その時、人の近くに美味しい物があると学習して執着し、再び町に来ているのでは」
(Q.春に市街地に出没しているクマに特徴はありますか)
岩手大学 山内貴義准教授
「今年、市街地に現れている“春のクマ”の特徴として、迷い込んだ子グマなどではなく、成獣や大きい個体が目立つ。通常、冬眠明けのクマは体重が落ちてガリガリ。今回、市街地に現れたクマは、農家が外に保管しているりんご、家畜のエサなど、何らかの人間由来の物を食べて一気に太り、さらにエサを探して行動範囲を広げた可能性がある」
(Q.ゴールデンウィークで、山やキャンプに出かける機会も多いと思いますが、注意すべき点は何ですか)
岩手大学 山内貴義准教授
「これから山菜などが一気に芽吹いてくるので、町にいるクマも山に戻るのでは。そのため、山や行楽地に行く際はクマ鈴やクマスプレーなどの装備をそろえておく。そして、山菜採りは被害が発生しやすいので、入山禁止の指示に従う。ゴミを放置すると、においでクマをおびき寄せるので、行楽地を訪れた人もゴミを放置しない。こうしたことに気を付けた上で、クマはこれまで出没しなかった地域に進出している。“ここには出ない”“自分は大丈夫”と思わず、常に頭の片隅にクマの存在を意識してほしい」
[テレ朝NEWS] https://ift.tt/uxwrSOJ
Thank you for your support in keeping this website running.💛
View on “Tokyo Trend News”
#ANNnews
#ANNニュース
#テレビ朝日
#報道ステーション
#news
#テレ朝news

コメントを送信