#ANNnews 京都「謎の鳥居」を追跡 “ある事情”で2つに分断? 不思議な光景のまさかのワケ【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2026年4月19日)



京都「謎の鳥居」を追跡 “ある事情”で2つに分断? 不思議な光景のまさかのワケ【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2026年4月19日)
 ビルの壁にぴったりと引っ付く鳥居。建物の中を見ると「鳥居が突き抜けてる!?」。不思議な光景は「うっかり」が原因で生まれていました。一方、道路に分断されたような不思議な鳥居を発見。追跡すると“ある事情”を逆手にとった「逆転の発想」で建てられていました。

■突き抜ける鳥居

 およそ2000もの神社仏閣が立ち並ぶ京都市。まず、最初のフシギは…。

久保田直子アナウンサー
「寺町京極商店街にやってきました。ここにフシギな鳥居があるそうです」

 四条通から三条通を縦に結ぶ寺町京極商店街。フシギな鳥居を目撃した人に話を聞きました。

地元住民
「突き抜けるような感じ。合体している?」
観光客
「想いが通るとか?」

 鳥居が合体!?商店街を探してみると…。

久保田アナ
「こちらにありましたね。昔ながらの石の鳥居ですよね。錦天満宮」

 一見、よくある鳥居ですが…。なんと、鳥居の上の部分がビルの壁にぴったりとくっ付いています。

観光客
「ビルで鳥居を支えている?」
「ビルに入るお店の金運アップ?」

 何とも奇妙な光景ですが、追跡すると、まさかの原因にたどり着きました。

 鳥居が接触しているビルの2階はどうなっているのでしょうか?その部屋を見せてもらうと、なんと、鳥居の先端が壁を突き破り、室内に飛び出しています。さらに…。

久保田アナ
「みなさんお金を乗せている。何かご利益があるのかな」

 ここは、占いのお店。飛び出る鳥居のおかげで、思わぬご利益があったと言います。

占いの館 千里眼 遠藤さん
「鳥居のご利益にあやかろうと触りに来る人もいる。気がついたら、さい銭として置いていた。集まったら錦天満宮に奉納しています」

 占いだけでなくご利益も得られると、お客に大好評なんだとか。

■原因は「うっかり」?

 それにしても、なぜ鳥居がビルの壁を突き破ることになったのか?

 1587年に現在の場所に移った、鳥居を管理する錦天満宮に話を聞きました。

錦天満宮 宮司 新田雅美さん
「昔は鳥居から向こう側は、(周囲が)境内の敷地だったので。ビルは存在していなかった」

 しかし、明治時代に入り、区画整理で参道の両脇の土地を手放したと言います。

「参道を通す幅を決める時に(鳥居の)足元の幅で決めてしまった」

 鳥居の上の部分を考えず、柱の位置で土地を手放してしまったため、ビルが建つことが決まった時に問題が発覚したと言います。

「(ビル内の鳥居は)ビルの持ち物。もし切られても私たちは何も言えない。色んな試行錯誤があったが、温かい気持ちでできたお姿」

 話し合いの結果、鳥居を削るのではなく、ビルに刺さった形で残すことになりました。

 その根底にあったのは…。

地元住民
「鳥居を壊すなんて考えられへん」
「京都の人からしたら考えられへん」

 全国でも珍しいフシギな鳥居が生まれたのは、京都ならではの“鳥居ファースト”な心意気にありました。

■“分断された鳥居”

 一方で真逆の姿をした鳥居もありました。

観光客
「夢に出てきそうなカワイイ鳥居ね」
「普通の鳥居とは違うフシギな魅力」

 そこは京都駅から南東へ車で15分ほど。住宅街の細い道路を抜けると…。目の前に突如現れたのは“分断された鳥居”!?なぜ、こんなことになったのか?追跡しました。

久保田アナ
「朽ちたか、雷が落ちたか。なんらかの理由で落ちてしまった?」

 観光客に聞きました。

観光客
「両サイドに民家があるからトラックが通るため?」
「2つの守り神がいる。離れていてもつながっている」
「入る時と出る時で左右別の精霊がいる?」

 本殿を探し坂をのぼってみると、道路沿いには神社や寺がいくつもありますが、2つに分かれている鳥居はありません。

 さらに、道路沿いに鳥居はたくさんありますが、道を跨ぐことなく横に建てられています。

■2つに分けたまさかのワケ

 そんな中、創業およそ200年の茶屋でついに、2つに分かれた鳥居の謎を解くカギを発見!?

 高さ2メートルほどの2つに分かれた小さな鳥居。サイズは違いますが、確かに似ています。

四季の味 おくむら 稲荷山店 奥村えりさん
「(Q.何か関係性はあるんですか?)関係はない。うちの鳥居は外国人(観光客)が多いから、背が高いでしょ。頭を打つんですよ。だから頭を打たないように鳥居の上を開けた」

 外国人観光客が増えたことで、頭をぶつける人が続出。10年前、鳥居の上の部分を切り取ったといいます。

 しかし、道路の両脇に分かれて建つ鳥居は頭をぶつける高さではありません。

 実はこの鳥居がある道路は350メートルほど先で、別の神社につながっていました。

奥村さん
「(Q.こちらは参道ですか?)じゃないんですよ。京都市の市道」

 この鳥居を管理するお寺はすぐ後ろにあり、話を聞くと、原則、市道の上に建造物がかかってはいけないため、鳥居を2つに分けて建てたのだそうです。

 なぜ、そこまでして建てたのか?

 さまざまなご利益があると言われるこちらのお寺。分かれた鳥居を建てることで、上をおさえるものがないと解釈し、今では「出世」や「開運」につながると言われるようになっていました。

(2026年4月3日放送分より)
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