#ANNnews 「殺害してその場に遺棄した」逮捕された父親の“人物像”とは?京都・男児遺棄事件【報道ステーション】(2026年4月16日)



「殺害してその場に遺棄した」逮捕された父親の“人物像”とは?京都・男児遺棄事件【報道ステーション】(2026年4月16日)
京都府南丹市で安達結希さん(11)が遺体で見つかった事件で16日未明、父親・安達優季容疑者(37)が死体遺棄の疑いで逮捕されました。安達容疑者は調べに対し、遺体を遺棄したことに加え、殺害も認める供述をしていることが分かりました。

■“行方不明”3日後 容疑者の姿

先月26日、結希さんが行方不明になってから3日後。警察は、結希さんの自宅でブルーシートを広げ、何かを調べていました。ドライヤーのようなものを使っていたり、黒い囲いの中で何かを確認していました。そして、この場に立ち会っていたのが、結希さんの父親・安達容疑者です。警察の捜索に協力していました。警察によると安達容疑者は、当初から一貫して「結希さんを学校に送り届けた」と説明しているといいます。その安達容疑者が16日未明に逮捕されました。

京都府警 井上正己捜査1課長
「本日午前0時32分、死体遺棄事件の被疑者として安達優季容疑者、37歳、男性を通常逮捕すると共に、捜査本部を設置の上、本件の全容解明を図ることに致しました」

逮捕容疑は「南丹市の山林のほか、別の場所にも結希さんの遺体を運び、隠匿・遺棄したもの」。つまり遺体は発見現場の山林だけではなく、複数の場所に移された可能性があるということです。警察は、その回数に関しては「数カ所で」としていて、これから特定していくとしています。

また、結希さんは行方不明当日にあたる23日朝までは生存確認が取れているといいます。ただ、それが小学校に送ったとされる午前8時より前なのか後なのかについては、会見では明らかにされませんでした。

■情報提供求め“奔走する姿”

結希さんが行方不明になって以降も、安達容疑者の姿は多くの人に目撃されています。息子が行方不明になり、傷心している父親にしか見えなかったと話す人もいます。

結希さんの家族を知る人
「私も南丹市内の人間ですので、チラシが貼ってある商店にたまに買い物に行くんですけど、そこで(容疑者を)見かけました。一生懸命、捜しておられるんだなと思いましたが、今回のこんな結果というか、なんとも言葉が見つかりません」

情報提供を呼び掛ける姿を見た人もいます。通学用リュックが発見された2日後の先月31日、南丹市内の洋菓子店に協力を要請にきた安達容疑者。手にしていたのは、結希さんが行方不明時に着ていた服装などをまとめたビラで、店内に貼って欲しいと言ってきたといいます。

チラシを受け取った人
「突然来て『ニュースで見て知っていると思うんですけど』って紙を前に出してくる感じで。『貼っておいてください』っと」
(Q.それ以外に会話は)
「そのまま帰ろうとしたので、呼び止めるような感じで、中に貼った方がいいですか?外に貼った方がいいですか?と質問した。『どっちでもいいです』みたいな感じで、そのまま出て行った」

ただ、名乗らずに立ち去っていった姿から結希さんの父親だとは思わなかったそうです。

■結希さんと母親 2人の生活

一方、京都府警の会見で明らかになったのが、結希さんが安達容疑者の養子だという点です。取材では、約1年前まで、結希さんは母親と2人で、南丹市内の小学校に近いアパートで暮らしていたことが分かりました。

アパートの大家
「母親と結希さんの2人で住んでいた。ただ、アパートが火事になってしまい、それを機に引っ越していった」

このアパートでは、出入りする男性の姿が目撃されています。安達容疑者とみられています。火事が起きた時には寄り添うようにしていたといいます。

同じアパートに住んでいた人
(Q.どのくらいの頻度で来ていた)
「週3回とかじゃないか。火事になった時に一番初めに声掛けられた。お母さんと息子2人で『火事になってて助けてほしい』と」
(Q.その時に男の人は)
「火事終わりぐらいで駆け付けてきた。お母さんを抱きしめていたことは覚えている」

一家を知る人によると、その後、母親と結希さんは実家で暮らすようになり、そこに安達容疑者も同居するようになったといいます。実家に引っ越す前のアパートは、遺体が見つかった現場の近くにあります。

行方不明以降、リュックやスニーカーが見つかった場所、そして遺体が発見された場所は広範囲に及んでいます。いずれも「土地勘がないと来ない場所」と近隣住民は証言しています。アパートから遺体が見つかった山林は直線距離で約1.5キロです。

■安達容疑者の“人物像”

安達容疑者の人物像も見えてきました。自宅から車で40分ほどの工場に勤める会社員です。

安達容疑者の同僚
「たぶん10年以上知っていますし、いい人はいい人です。仕事も全部丁寧に教えてくれるから、私にはいい人に見えました」

その会社には高校を卒業した後すぐに入社したといいます。学生時代は京都市内で過ごし、祖母と兄の3人暮らしで、おばあちゃん想いのおとなしい子だったといいます。

同級生は何事にも前向きに取り組む姿が印象的だったと話します。

安達容疑者の小中学校の同級生
「すごくおとなしくて、活発というか。勉強もスポーツも頑張っていたなっていう印象。生徒会長に立候補して、彼を嫌いって人はいなかった気がします」

安達容疑者の後輩
「一緒にサッカーをしていました。怒っているところみたことないし、ただただ優しい」

安達容疑者は遺体の遺棄について「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているといいます。また、捜査関係者によると、安達容疑者は「結希さんを学校まで連れて行った後、南丹市で殺害し、その場に遺棄した」という趣旨の供述をしていることが分かりました。遺体は発見現場まで移動させられたことが分かっていて、警察は経緯を慎重に調べています。

■“遺体の移動”どのタイミングで?

元埼玉県警捜査1課・佐々木成三さんに聞きます。

(Q.安達容疑者の『結希さんを学校まで送った後、南丹市内で殺害し、その場に遺棄した』という供述をどうみますか)

元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん
「防犯カメラの映像の中で、安達容疑者が学校まで車で行ったという事実は間違いないと思います。学校に行ってる事実があるとすると、殺害後に、その車で学校に向かうというのは並大抵の精神力ではできないと思います。何かしらの理由があって学校で降ろさなかったということもあるので、そこで何かトラブルがあった可能性はあると思います。警察も死体遺棄の時期を23日の朝頃からとしていますので、死亡推定時期は3月下旬と言ってますけども、この23日でも矛盾はない中で様々な裏付け捜査をしたのだと思います」

(Q.送り届けたという小学校で結希さんの目撃という情報はありません。ただ一方で、車は防犯カメラに映っていた。供述通りであれば、その時点では車にいた可能性はありそうですね)

元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん
「その可能性は高いと思います。安達容疑者の供述だけではなくて、車の検証だったりとか、現場の検証もかなり必要になってくるなと思いますね。殺害現場ですね」

(Q.学校まで行った後、どこかで殺害したということであれば、昼前には夫婦でいないということを確認して、すぐ通報してるので、かなり時間的には限られます。その中で殺害、そして遺棄というのは、どういうことが考えられますか)

元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん
「これまで矛盾が多いなと思っていたのは、通学用リュックが見つかった場所と、靴が見つかった場所、遺体が見つかった場所というのは南丹市という、僕は狭いエリアだと思うんです。この3つは、安達容疑者が全て遺棄した場所で間違いないと思います。単独犯と警察も掴んでいますので。ただ、そうなってくると、安達容疑者は、自分の行動範囲の中でやる癖というか、性格があるのかなと感じます。安達容疑者は遠くに遺棄していると思っているかもしれませんが、この場所は、警察としては容疑者の行動範囲で、容疑者がどこにいたのかは、警察も掴んでいたと思います。この裏付け捜査の中で靴を見つけたという形だと思います」

(Q.警察によると『遺体を移動した』という話も出ています。これはどういうことが考えられますか)

元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん
「僕も捜査経験上、逮捕時に死体遺棄の場所を別の場所で遺棄したと特定したのは、すごいなと思います。山中で見つかっている遺体は、そこで遺棄したという事実で逮捕することが問題はないわけです。でも、逮捕の事実で別の場所に遺棄したということは、現場鑑識と、遺体の損傷状況を緻密に行った上で、これはこの場所で3週間遺棄されたものではないと特定した上で、別の場所に遺棄したということを特定しています。安達容疑者においても、最初から自分が犯人だとバレたくないという行動がすごい顕著に行ってるわけです。自分から110番をしたりとか。これは犯人とはバレたくない思いが遺体を移動したことにもつながると思います。遺体の損傷が激しいことに関しても、遺体の臭いなどから家族にバレてしまう、第三者にバレてしまうんじゃないかという怖さも、遺棄をした理由の一つに入るのかなとも思っています」

(Q.殺害した場所についてはどう考えますか)

元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん
「この殺害行為が計画的なのか、突発的なのか。僕は突発的な犯行だと思います。やはりこの朝、自宅を出た後に計画的に犯行するとは到底思えないのと、殺害した後の行動が稚拙過ぎます。その場しのぎの行動している顕著な部分が出ますので。学校まで送った後に何かしらのトラブルがあって、感情的になって殺害してしまい、そこから遺体をどうしようか、その場しのぎの行動をしていたような感じはします。僕は殺害場所も学校の近くの可能性は高いのかなと」

(Q.安達容疑者が通報した時、近くに母親がいたというのも関係してきますか)

元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん
「大きかったと思います。結希さんが学校に通学してないという連絡を母親が受けていて、容疑者本人にとっては殺害・遺棄したことをバレたくないわけですから、積極的に自分は犯人じゃないと装う姿が110番通報という形になるのかなと思います」

安達容疑者がいつ、どのように遺体や遺留品を移動させたのかについて、警察の会見ではこういった質疑がありました。

記者
「通学リュックは安達容疑者が遺棄したのか」

警察
「差し控える」

記者
「安達容疑者の行動確認はしていたのか」

警察
「差し控える」

(Q.警察が何らかの行動確認をしていたとしたら、その中で遺体を移動させるのは難しいと思いますが、どうみますか)

元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん
「行動確認を何でしていたかだと思います。私の経験上、ここは夜になると真夜中になってしまうので、刑事が行動を追尾するとしたら、車のライトですぐバレてしまいます。なので、正確な行動確認は到底できないなという感じはします。そうなってくると、ここのエリアは防犯カメラが圧倒的に少ないエリアですし、事件の可能性がある時に、犯行後に不審者が戻ってくるかもしれない。となると、警察は防犯カメラを設置することはよくあります。例えば連続の放火があった時には、警察は防犯カメラを何台か持っていますので、それを死角となるような場所に設置していく。そこに車が通るという映像から行動を確認するということもできます。
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