#BBCNewsJapan トランプ氏、3期目の可能性について聞かれ意欲示す
トランプ氏、3期目の可能性について聞かれ意欲示す
アメリカのドナルド・トランプ大統領は27日、大統領3期目を目指す可能性を否定せず、「ぜひやりたい」と意欲を示した。一方、3期目を可能にする手段として、次の大統領選挙に副大統領候補として臨む考えはないとした。
アジア歴訪中のトランプ氏は、最初の訪問国のマレーシアから日本へ向かうエアフォース・ワン(大統領専用機)の機内で記者団の取材に応じた。
トランプ氏は、2028年に副大統領候補として再びホワイトハウス入りを目指すことは「許される」との見解を示した。しかし、そうした方法は「みんな望まないと思う」、「あまりに小ざかしい。適切ではない」と述べ、その予定はないとした。
トランプ氏は3期目の可能性について、「そのことをじっくり考えたりはしていない。だが、世論調査の支持率は、自分にとって過去最高の数字になっている」と述べた。
合衆国憲法修正第22条は、大統領が3期目を目指すことを禁じている。
この条項を廃止するには、連邦議会の両院の3分の2以上の賛成か、州議会の3分の2以上の要求による憲法会議の開催が必要で、その可能性は極めて低いと見られている。憲法の修正にも、38州以上の承認が必要になる。
他方、一部のトランプ氏支持者の間では、修正第22条は同一人物が2期以上に「当選」することを禁止しているが「継承」を禁止しているわけではないとして、憲法上の制限を回避する方法が取りざたされている。その方法は、トランプ氏が副大統領候補として大統領選に出馬して勝利した後、大統領として当選した人が就任後に直ちに辞任することで「トランプ副大統領」が大統領職を継承するというもの。
ただし、憲法修正第12条は「憲法上、大統領職に就く資格のない者は、合衆国副大統領の職に就くことができない」と定めている。
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