#ANNnews 自民・維新連立 閣外協力へ きょう最終調整 参政と会談、保守党と接触も【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年10月20日)

自民・維新連立 閣外協力へ きょう最終調整 参政と会談、保守党と接触も【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年10月20日)
 自民党と日本維新の会が20日、連立政権の合意書に署名する見通しです。経済政策、政治とカネ、議員定数の削減の問題などでどこまで歩み寄れたのでしょうか。

■維新 議員定数50人削減が条件

 19日の総理公邸。建物を出る警備関係者の手には、いくつものかばんやスーツのようなものがありました。

 午後4時、引っ越し作業を行っていたとみられる石破茂総理大臣が公邸から出てきました。公邸での荷物を車に乗せ、石破総理は公邸を後にします。およそ9カ月過ごした石破総理から、次の主へ…。

 ちょうどそのころ、大阪市の日本維新の会の本部では、自民党との連立に向けた常任役員会が行われていました。その場で連立についての反対意見は出ず、最終判断を吉村洋文代表と藤田文武共同代表に一任しました。

藤田共同代表
「(連立に)慎重だったり反対だったり、批判的な意見は一つもありませんでした。これは(自民党との)信頼関係の話で、居酒屋だったらしゃべっていいかもしれませんが、民間の契約でも最後の詰めでご破算になることもあるし、間違った一言で信頼関係を失うこともあるので。あしたいい形で(署名を)迎えられるように、きょう最後の詰めをしたい」

 日本維新の会の幹部によると、両党で考え方が違う「食料品の消費税の廃止」については継続協議とし、「企業・団体献金の廃止」は高市早苗総裁の任期が切れる再来年9月までの実現を目指して、協議していくことで折り合いがついたということです。

 また「議員定数の削減」については、衆議院の定数465のおよそ1割にあたる50議席で、「比例代表のみ」を対象とする方針です。

 一方、新政権のカタチとして維新から閣僚を出して「閣内」に入るかどうかについて、馬場伸幸前代表はこう話しました。

「意見を言った役員メンバーは全員『閣外(協力)がいいんじゃないか』という旨の発言をされた。自民党の中には、維新のことが『好きだ』という方もいれば、『嫌いだ』という方も恐らくいると思いますから。すぐに閣内に入って全面的に歩みを進めていくという環境は、まだできていないと思う」

 ともあれ、維新の「連立入り」は揺るがなさそうです。

■高市氏 直前まで支持獲得へ

 今後の焦点は、与党が過半数を取り戻し、安定的な国会運営ができるかに移ります。

 自民党と日本維新の会が連立しても、衆議院で「2議席」、参議院で「5議席」足りていません。そこで注目されるのが、人数の少ない「政党」や「会派」です。

 麻生太郎副総裁は先週、衆院の無所属議員7人で作る「有志・改革の会」と面会し、総理指名選挙で高市総裁を支持するよう依頼しました。

 高市総裁も、参政党の神谷宗幣代表と会談。参政党は衆院で3議席、参院で15議席を持つため、協力を得られれば衆参ともに過半数を超えることになります。

神谷代表
「高市さんが総理大臣になれば、日本は少しいい方向に行くのかなという期待はあります。党内でもんで、(総理指名を)決定することになる」(16日)

 さらに…。

日本保守党 島田洋一議員のXから
「自民党の高市早苗総裁から、先ほど電話をもらった。日本保守党と方向性が一致する政策も多いので、闘うなら大いに支持する旨を答えた」

 19日も高市総裁自ら日本保守党の島田議員に接触するなど、総理指名ギリギリまで支持獲得に力を注いでいます。

(「グッド!モーニング」2025年10月20日放送分より)
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