#ANNnews “数の力”で強行採決…“職権”連発に解任決議案提出も 新年度予算案が衆議院通過【報道ステーション】(2026年3月13日)



“数の力”で強行採決…“職権”連発に解任決議案提出も 新年度予算案が衆議院通過【報道ステーション】(2026年3月13日)
衆議院本会議で13日夜、新年度予算案が与党の賛成多数で可決されました。“数の力”で採決を強行した巨大与党ですが、過半数割れする参議院で年度内成立は実現するのでしょうか。

■“職権”連発に解任決議案提出も

過去最大の122兆円に及ぶ新年度予算案の審議・採決が予定されていた13日の国会。ただ、議論は予算委員長の解任を求める決議案から始まりました。

中道改革連合 伊佐進一衆院議員
「与野党間の合意形成を得ることなく、数の力に任せて一方的に、数々の日程を自らの職権で強行に進めてこられた。民主主義の根幹を大きく揺るがすものです」

解散・総選挙により、通常より1カ月ほど遅れて始まった予算審議。目立ったのは、委員長の権限で日程を決める“職権立て”です。日曜の地方公聴会や締めくくりの質疑など、実質審議入りからの12日間で5回。委員長が押し切る形で審議を進めてきました。

中道改革連合 階猛幹事長
「なぜ委員長が職権で決めているんですか。協議に沿ってであれば、職権で決めることはできないはず」

坂本哲志予算委員長
「与野党の合意がない場合には職権で決めざるをえません」

中道改革連合 長妻昭衆院議員
「乱発したらダメですよ」

その委員長解任決議案。提案者には、今回の選挙で新たに議席を得た、チームみらいの姿も。

チームみらい 高山聡史幹事長
(Q.予算委員長のどんなところに違和感を感じた)
「調整のプロセスが形骸化しているところは、すごく問題があるのかと。委員会運営をこういうふうに変えたから効率化できるとか、そういうことがあれば建設的に議論したいですけど。あまり納得感のある理由がなく、議論時間が圧縮されているのは、一般感覚に合わないんじゃないかなと」

しかし、数は力。13日からAIによる読み上げが導入された本会議。少数野党の“精一杯”とも言える解任決議案は、与党の反対多数により否決されました。ここ20年で最短となった“異例のスピード審議”。

中道改革連合 長妻昭衆院議員
「これだけ短い期間で予算を成立させることは“前例としない”とお約束いただけませんか」

高市早苗総理大臣
「予算委員会の審議方針、国会の運営に関することですので、国会で決めていただくものと承知しております」

中道改革連合 長妻昭衆院議員
(Q.納得のいく回答は)
「『前例としないでください』と高市総理に申し上げて、多少そういうニュアンスで答えるかなと思ったら、一切それは答えない。与党の方々は総理からの強い要請という趣旨を仰っているので、非常に危うい国会審議だなと」

■論戦は“熟議の府”参議院へ

週明け16日からは、参議院での審議が始まります。ただ、衆議院と違い、与党が過半数に満たない状況に変わりはありません。去年、補正予算に賛成した国民民主も反対する方針です。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「衆参の賛否は一致しています。異なることはありません」

先行きが見通せない予算審議。それでも“年度内”を目指すことになるのでしょうか。政治部・千々岩森生記者に聞きます。

■高市政権めざす年度内成立は

(Q.高市総理は衆議院解散の記者会見の時、暫定予算を組むことも在り得る、つまり本予算の年度内成立を見送ることもあり得るという考えを示していたと記憶しています。しかし選挙を経て、強気に転じたように見えます。どうみますか)

千々岩森生記者
「自民党の中からも『審議が短い。あり得ない』という疑問の声が多々あった中で、最もこだわったのが高市総理本人です。なぜこだわったのか。自民党内で最も聞かれる解説は『総理のメンツだ』というものです。総理を取材していると、“強さ”に価値を置く“弱さは見せたくない”というタイプの政治家です。さらに、選挙で圧勝して自信を深めている中で、周囲に懸念はあれども、年度内成立に突き進むという心境なんだとみています」

(Q.巨大与党も行政の長である高市総理に押し切られた形で、野党からは『政府の下請けではないか』という声も上がりました。この辺りはどうみますか)

千々岩森生記者
「事実、国会はかなり荒れました。毎年、予算の季節は“風物詩”と言ったらあれですが、与党と野党の衝突を見せられます。ただ、今年は明らかに違います。与党の方は、これまで毎年のように積み重ねてきた審議の場を一部省略した。結果として2000年以降、最も審議時間は短かった。対する野党も、支持率の高い高市政権に対して腰が引けていた。十何年国会を見ていますが“与党も野党も時の総理にお手上げ”という見たことがない景色が広がっていました。ただ、来週からは参議院での審議が始まります。与党は少数です。かつ、頼みの国民民主党も反対に回った。いまだ予算の年度内成立は不透明なままと言っていいと思います」
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