#ANNnews 指導者選びに「私の関与が必要」トランプ氏の真意は…イランで日本人2人が拘束【報道ステーション】(2026年3月6日)

指導者選びに「私の関与が必要」トランプ氏の真意は…イランで日本人2人が拘束【報道ステーション】(2026年3月6日)
アメリカとイスラエルによる軍事攻撃で殺害されたイランの最高指導者ハメネイ師の後継者について、トランプ大統領は「息子は受け入れられない」と話し、「自らが関与する必要がある」と主張しました。一方、日本政府は、現在イランで拘束されている日本人が2人いることを明らかにしました。
■小学校への攻撃 アメリカ軍が関与か
イラン国営放送の記者が爆撃現場から中継をしていた時のことでした。
記者
「爆撃です。また爆撃されました。撮影しているか。再度、爆撃がありました。ホル広場からお伝えしています。標的となりました。煙が上がっているのが見えます。彼らは厚顔無恥で血も涙もありません」
アメリカとイスラエルによる攻撃は、イラン全土で3000戸を超える住宅を破壊。多くの医療施設も被害に遭ったといいます。死者は1332人(イラン赤新月社)となりました。
生徒ら168人が亡くなった女子学校。アメリカとイスラエルがイラン各地に攻撃を加えるなか、誰の手によるものなのかが問われていました。ロイター通信によると、アメリカ軍当局者はアメリカ軍が関与した可能性が高いとみています。学びの場が破壊され、子どもたちの命が奪われました。
テヘラン市民
「何が起きているか知りたい人はイランに来て、見てみればいい。住宅地や病院が攻撃された。軍事目標が攻撃されるのが戦争だ。でも攻撃があったのは軍事目標だけじゃない」
ホワイトハウスの大統領執務室では5日、キリスト教の宗教指導者らがトランプ大統領を囲んでいました。
牧師
「主よ、この試練の時において彼を導きたまえ。あなたの恵みとご加護が大統領と全てのアメリカ兵にあらんことを。父よ、大統領に、この偉大な国家を導く力を与えたまえ」
■アメリカ軍 ドローン空母を“爆破”
宗教的使命を帯びさせているとも言われる、イランへの攻撃。アメリカ軍はさらに戦闘を激化させると意気込んでいます。
アメリカ ヘグセス国防長官
「戦闘は始まったばかりだ。断固として戦う。アメリカとイスラエル両軍の戦闘力をかけ合わせれば、威力は何倍にもなる」
アメリカ軍基地や民間施設の脅威となっているイランの自爆ドローン。迎撃ミサイルの不足が指摘されてきました。
アメリカ中央軍 クーパー司令官
「敵の弾道ミサイル攻撃は開始から90%、ドローン攻撃は83%減少した。イラン海軍への攻撃は強まっていて、数時間前、先の大戦の空母と同じ大きさのドローン空母を炎上させた」
懸念払しょくということでしょうか。アメリカ軍はドローン空母破壊の瞬間を公開し、戦果を強調します。去年就役したばかりのドローン空母。コンテナ船を改良して製造したもので、60機のドローンが搭載可能でした。革命防衛隊の司令官が「史上最大の海軍プロジェクト」と評するほど、イランにとって自慢の兵器は海に沈みました。
■ハメネイ師の後継選び「私が関与」
ホワイトハウスには5日、去年の年間王者に輝いたプロサッカー、インテル・マイアミの選手が表敬訪問。トランプ大統領はスーパースター、メッシ選手と一緒に入場し、おなじみの儀式をこなしていました。
アメリカ トランプ大統領
「ホワイトハウスへようこそ、リオネル・メッシ」
その場に関係のない話をするのはトランプ大統領の常ですが、この時も冒頭で…。
アメリカ トランプ大統領
「イランでの作戦に少し触れておきたい。我々はイランのミサイルやドローンを驚くべきペースで次々と潰している。ミサイルを探知したら数分で発射装置をたたいた。アメリカ軍は世界最強だ」
そして、革命防衛隊や兵士らに改めて呼び掛けました。
アメリカ トランプ大統領
「武器を捨てなければ死あるのみだ。イラン国民のために国を取り戻す。今ようやく、そのチャンスが来た」
やはり体制転換を狙うということなのでしょうか。イランでは殺害された最高指導者ハメネイ師の後任選びが進むなか、次男のモジタバ師の名が浮上しています。しかし…。
アメリカ トランプ大統領(Axios・5日)
「ハメネイ師の息子はその器ではなく、受け入れがたい。イランに調和と平和をもたらす人物を求めている。ベネズエラのように、私が任命に関与する必要がある」
ここで引き合いに出したのが、今年初めの電撃作戦でマドゥロ大統領を拘束したベネズエラの例です。そのまま体制転換とはならず、トランプ政権は副大統領だったロドリゲス氏を暫定大統領として関係を築いてきました。マドゥロ大統領の拘束から2カ月、ベネズエラと外交関係の回復合意にまで至っています。
■マレン氏「アメリカ軍の消耗は急速」
しかし、イランへの攻撃はまだ終わる気配がありません。軍事力で劣るイランもイスラエルや親米諸国への攻撃を続け、消耗戦にもつれ込ませる構えです。
イラン ハティブザデ外務次官
「地球上で最も偉大で最古の文明を消し去りたいのなら、我々はペルシャ湾からアメリカと、その影響力を消し去る他ない。無差別に爆撃するアメリカの言葉を一体どの国が信じるというのか?」
圧倒的な軍事力でイランの防空、攻撃体制を破壊したと誇るアメリカ。指摘されているミサイル不足について国防長官は…。
アメリカ ヘグセス国防長官
「弾薬の不足はない。攻守とも現状の備蓄ならいくらでも作戦を続けられる」
しかし、かつてアメリカ軍の制服組トップを務めた人物は…。
元統合参謀本部議長 マレン氏
「備蓄量は現状なんとも言えません。これらのミサイルはすぐに作れない。アメリカが攻撃した標的の数と、イランのミサイル無人機の消費量を足し合わせると、消耗は急速です」
マレン氏はブッシュ・オバマ政権下でイラクとアフガニスタンでの戦争を指揮した経験があります。
元統合参謀本部議長 マレン氏
「中東での戦争は常に複雑で、激化しながら困難さが増していきます。イラクとアフガニスタンの教訓として“終わり”に向けた議論が不可欠です。単なる目的ではなく、終わらせ方の構想です。イランに関してはそれが定まっていないようにみえます」
■ホルムズ海峡“封鎖”「どこが安全か…」
出口が見えないなか、イランの国営メディア『タスニム通信』は画像付きでペルシャ湾でのニュースを伝えていました。革命防衛隊がアメリカのタンカーを攻撃したとする記事です。同じ船かは分かりませんが、イギリスの海事機関によると、大きな爆発がありその後、小型船が立ち去って行ったということです。そのタンカーが停泊していたのはペルシャ湾の奥でした。
ペルシャ湾では今も、日本に関係する45隻の船が身動き取れず、そのうち5隻に24人の日本人が乗っています。
日本船主協会 平尾真二常務理事
(Q.内湾でも攻撃が起きている)
「クウェートの近くでも攻撃されている。どこが安全か全く分からない。どの船が狙われるのかもよく分からない状況。やはり精神的な緊張感は高まっているのではないか」
ホルムズ海峡が事実上封鎖されて7日目。イランの革命防衛隊は「通過する船には火を放つ」と警告していて、これまでに少なくとも10隻を攻撃したとの情報もあります。
思い返せば3日前。トランプ大統領は、ホルムズ海峡を通るタンカーをアメリカ海軍が護衛すると表明していました。それも、できるだけ早く。
日本船主協会 平尾真二常務理事
「護衛をしていただけるのはありがたい。ただ、どういう風にプランを示すか全く分からない。希望はあるが、すぐに行動をするということではない」
(Q.今、乗組員に行っている取り組みは)
「メンタルヘルスを重視していると聞いている。船員のストレスを測るソフトウェアを使って、平時と今の違いを測る。会話をするだけでも人のストレスは緩和できると思う」
商船三井のオペレーションセンターでは、船長経験者を含むスタッフが現在も24時間体制で見守っています。オマーン湾に停泊していた商船三井のタンカーでは4日、空から落ちて来たとみられる複数の破片が見つかったことも明らかになりました。船のガラスはひび割れ、煙突がへこんだといいます。
■拘束の日本人は2人「安全は確認」
これまで政府は、イラン当局に日本人1人が拘束されていると認めていましたが…。
茂木敏充外務大臣
「現在、イランにおいて同邦人を含め2名が拘束されている。2月28日以降も2名とは連絡が取れていて、現時点で安全であることは確認している」
今回、政府が明らかにした1人は、去年6月の段階で拘束されていることを確認していたといいます。去年6月と言えば、アメリカがイランの核関連施設3カ所を爆撃した時期です。日本政府は、早期解放を強く求め、家族らとも連絡を取りつつ、支援を行っていくとしています。
■日本人退避にチャーター機
木原官房長官は、クウェート、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦に滞在する日本人について、早ければ7日以降、民間のチャーター機による退避支援を行うと発表しました。
木原稔官房長官
「まずは空港が開いている周辺国に陸路で輸送し、そこから民間のチャーター機で東京に輸送する」
また、木原長官は、民間チャーター機の運航ができないなどの不測の事態に備えて、自衛隊機による輸送の準備も進めていると明らかにしました。調整が整い次第、速やかに輸送機1機を出発させ、モルディブで待機させる予定だということです。
◆イランへの攻撃から1週間。
この期間で見えてきた変化や今後の見通しなど、明海大学の小谷哲男教授に聞きます。
トランプ大統領の“イランの次期指導者”をめぐる発言です。
先月28日時点では、自身のSNSで、イラン国民に向けて「軍事作戦が終了したら政府を掌握せよ」とメッセージを発信。しかし、発信内容は変わり、次の指導者として有力視されるハメネイ師の次男・モジタバ師について「取るに足らない」として、次期指導者がハメネイ師の路線を継承すれば、「5年以内にアメリカを再び戦争に追い込むだろう」と発言しました。そのうえで、「ベネズエラのデルシー・ロドリゲス暫定大統領のように、私も任命に関与しなければならない」としています。
(Q.トランプ大統領が次期指導者の任命の“関与”に言及した意図はどこにあるのでしょうか)
明海大学 小谷哲男教授
「もともとは、アメリカがハメネイ最高指導者を排除して、イラン国民に蜂起を呼びかけていました。しかし、1週間、経ってもなかなかその動きが見られないということで、今年1月にベネズエラに侵攻してマドゥロを排除して、その後、その体制のまま副大統領だったロドリゲス氏が暫定大統領となって、アメリカと交渉するという形になったわけです。同じようにイランにも、最高指導者を排除した。『後任はイランが決めろ』と。しかし、その後任が、アメリカの気に入らない者であったら認めないというやり方に切り替えてきたということだと思います。もし、気に入らない後継者だったら、ハメネイ師のように排除するというメッセージが込められていると思います。
■ミサイルなど在庫不安は
(Q.トランプ大統領は、当初、この軍事作戦については4週間~5週間程度と見込んでいたという話ですが、このままだと戦闘が長期化するとの声や、武器が枯渇するのではないかという声も上がってきています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2026
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