#ANNnews 国境超え「命救いたい」ベテラン医師 外国人観光客が駆け込む東京駅前クリニック密着【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年9月19日)
国境超え「命救いたい」ベテラン医師 外国人観光客が駆け込む東京駅前クリニック密着【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年9月19日)
日本を訪れる外国人の観光客は増えているが、日本で病気やけがをした外国人の診療を行っているクリニックが都内にある。言葉の壁を越えて、外国人の様々な体調の異変と向き合う医師を取材した。
■外国人駆け込む“ベテラン医師”
ポーランドからの観光客
「とても良かったわ。みんな親切に対応してくれたし、不安だったことすべてやってもらえたから」
アメリカからの観光客
「とても良かったよ。先生の英語がネイティブだったから、アメリカにいるみたいな感覚で、とても楽だったよ」
日本を旅行中の外国人が次々と駆け込む「東京ステーションインターナショナルクリニック」。そのクリニックで日々、患者と向き合い続けている医師がいる。金川修造医師(71)だ。
「(旅行中に)どうしても調子が悪くなる人もいますから、そのサポートを提示するのはやっぱり大事かなとは思いますね」
トラベル外来の専門家であり、多くの開発途上国で医療に従事してきたスペシャリストだ。
「いかにスムーズに病院を受診できるか、いかにスムーズに旅行を継続できるかっていうのがここの役割」
■英語ペラペラ 駅前クリニック
年々、増加を続ける外国人観光客。今年の訪日外国人数は8月までで2800万人を超えていて、過去最多となった去年の3687万人を上回るペースで増えている。
ドイツからの観光客
「彼女に僕が一番好きな国を見せたかったんだ。特に東京は僕にとって最高の都市だよ」
イタリアからの観光客
「京都と東京に行ったよ。素晴らしい場所だね」
観光地ではどこも外国人観光客で大にぎわいだが、もし旅先で病気やけがに遭ってしまったら…。
スペインからの観光客
「薬を持ってきているから、何があっても大丈夫だよ」
イタリアからの観光客
「旅行中に病気にはなりたくないね。でも日本はすべてが良いから、病院もいいと思うけどね。でも行ってみたくはないよ。旅行先では最悪の選択だね」
そんな外国人観光客が日本を旅行中に駆け込むのが、東京駅八重洲南口から徒歩1分のところにあるこのクリニック。特色は、外国人の診察に特化しているところだ。
田陽院長
「より外国人の診察に特化した環境を整えているんですけど、専門は総合診察になりまして、内科・外科・小児科・皮膚科を中心に色んな問題を何でも幅広くみるという形になります」
院内では、通常の診察だけではなくけがによる急な手術などさまざまな症状に対応。そのため、看護師や受け付けスタッフなどクリニックで働く全員が英語で対応可能だ。
料金面でも…。
「お金関係でトラブルになるリスクはあるので、あらかじめ診察室の中にもこの検査をするとどのくらいのコストがかかるか、患者さん自身が保険に入っているかどうかを確認するようにはしています」
おととしの開院から2年間で訪れた患者は1万5000人以上。その9割が外国人患者だ。
■「日本一周クルーズ」直前…体調異変
このクリニックで日々、患者と向き合い続けているのが金川医師。エジプトやベトナムなど開発途上国で10年以上医療に携わり、日本の災害医療活動にも参加するなど数多くの経験を持つ医師だ。
この日やってきたのは、イギリスから来た男性だ。
「きのう日本に到着してから具合が良くないんです。ふらつきとめまいがして、胸に痛みもあるんです。左半身にしびれもあります」
「(Q.日本はどうですか?)暑いです。想像より暑くて、湿気もすごいですね。週明けから日本一周するクルーズ船に乗る予定なんです」
2日後に日本一周クルーズを控えるなか、体調に異変が起き不安になり、来院したという。
心電図などを撮り詳細な検査を受ける。男性は血圧が170以上あり、高血圧の診断だ。
男性が服用していたのは、日本では承認されていない薬「ラミプリル」。「心臓に異常はなく中枢神経も大丈夫」だったが、この日に飲んだ水の量が「1.5リットルくらい」だったという。この日の最高気温は35.8℃。高血圧だと熱中症や脱水症状のリスクが高まる暑さだ。
検査の結果、男性には脱水症状の疑いがあった。日本で承認されている類似薬だと内臓への負担が大きいと判断。より負担の少ない別の薬を処方した。
さらに、慣れない異国での旅。男性の不安を少しでも取り除くため抗不安薬も処方した。
「気分はどうですか?ゆっくり休んでもらうのが一番です」と、優しく男性に声を掛ける金川医師。男性は30分間点滴を受け、その後体調は回復。無事、日本一周旅行を楽しむことができたという。
■医師 国境超え「命救いたい」
金川医師はこれまで、20カ国以上の国で医療活動を行ってきたという。
「アジアはもうほとんど行って、北朝鮮は行っていないですけど」
「(Q.海外を志したきっかけは?)国際協力ですから、先進国ではないんですよね。先進国でお医者さんをするという意識はあんまりなかったですね。例えば日本だったら助かる病気でも、(途上国では)たくさん亡くなっている方がいる。自分の持っている能力でたくさんの人に貢献できるかもしれないという活動をできるかもしれないと思ったので」
10年以上、途上国で医療活動に関わるなか、気付いたことがあるという。
「開発途上国っていうのはやっぱり生まれてすぐなくなるとか、予防できるようなものでなくなる人が非常に多いんですよね。重い病気を治すだけではなく、もうちょっと予防も含めたことをやらないと、なかなかたくさんの方の命を救うっていうのは難しいですね。病院に来た人が、何かある時に何を防ぎましょうかっていうことも含めて、重くならない病気、予防っていうのが一番大事だと」
その経験から2004年には国立国際医療センター(現在の国立国際医療研究センター)でトラベルクリニックを立ち上げ、2018年まで医長として勤務。今では外国人が駆け込むクリニックで日本人だけではなく、国境を越えて移動する人たちを支え続けている。
■「他の病院は断られ…」最後の砦
この日クリニックに来たのは、オーストラリア出身の家族。実は、娘のサバンナちゃんがボウリング場で遊んでいた際に転んでしまい、ボウリングの球にあごを打ちつけ、けがをしてしまった。
しかし、帰国までの日程が迫っているため、他の病院では断られやっとの思いでたどり着いたのがこのクリニックだった。
金川医師はサバンナちゃんの傷を見て、この場で同僚と共にあごを縫う手術を行うことに。およそ30分後…。
日々、多くの訪日外国人患者と向き合う金川医師。診察の際に一番大事にしていることを聞いた。
「その人が何を心配しているかっていうのがまず第一ですけど、診た時に見逃してはいけない病気はないかどうか。ある程度様子を見られるんだったら、その患者さんの訴えに従った対応をしてあげることだと思う。何が一番心配ですかと、最後に何かもっと聞きたいことがありますかっていうことですかね」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年9月19日放送分より)
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