#ANNnews 佐賀・吉野ヶ里町長が謝罪「言わなければよかった」 死亡職員へのパワハラ認定され【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年9月19日)

佐賀・吉野ヶ里町長が謝罪「言わなければよかった」 死亡職員へのパワハラ認定され【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年9月19日)
 佐賀県の吉野ヶ里町の元課長が、町長からパワハラを受けたとして「命に代えてでも訴える」と自ら命を絶ちました。当初、町長はパワハラを真っ向から否定していましたが、一転して謝罪しました。

■「言わなきゃ良かった」町長釈明

吉野ヶ里町 伊東健吾町長(78)
「ご遺族にお会いして、直接おわびを申し上げたいと思っております。(元課長に対してパワハラ発言を)言わなきゃ良かった」

 弥生時代の大規模集落の跡「吉野ヶ里遺跡」で知られる吉野ヶ里町で2期8年、町長を務める伊東町長。町の職員を経て、2018年に町長に就任しました。

 去年4月、元財政協働課長(当時58歳)は財政問題について、町長に進言しました。

「そこまで考えて財政計画を立てんといかんでしょうもん」(遺族提供の音声データから)

 しかし、町長はこう発言したといいます。

「あーよか。なら財政代わっていい。俺が(担当を)代えてやる」(遺族提供の音声データから)

 元課長は不当な人事異動をほのめかす発言をされたり、文書の作成を強要されたりしたなどパワハラされたと訴えています。

 しかし、町は「業務上、必要かつ相当な範囲を超えたものではない」としてパワハラを認めませんでした。

 今年4月に町長はANNの取材に対し、真っ向から否定していました。

「(死亡した元課長とは)三十数年も一緒に仕事している。私はパワハラと思っていません」

 しかし、16日に第三者委員会は町長のパワハラを認定しました。

「『俺が代えてやる』『建設課に代わればいい』これらの発言は、パワーハラスメントである。反論する管理職に対する報復的な色合いが強いというべきである」

 18日に会見に臨んだ町長はこう話しました。

「(Q.『建設課に異動させる』発言について?)突発的であります。私は平常の怒鳴ったとか、そういう発言はしていないつもりであります」

 遺族などによると、元課長は町長からの叱責でうつ病を発症し、精神的に追い込まれ休職。「町長と意見が合わず、きつい対応を取られることがある」と遺族に漏らすこともあったといい、去年11月に「自分の命に代えてでも訴える」という趣旨のメールを残して死亡しました。

「進退を含め、町民や議会の声を真摯に受け止めながら、私としては責任ある判断をしていきたいと思っております」

(「グッド!モーニング」2025年9月19日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://ift.tt/wgXu3e6

Thank you for your support in keeping this website running.💛

View on “Tokyo Trend News”
#ANNnews
#ANNニュース
#テレビ朝日
#報道ステーション
#news
#テレ朝news

コメントを送信