#ANNnews “住民の足”に負担・ごみ焼却費用も値上げ “エネルギー不安”地方への影響【報道ステーション】(2026年4月7日)

“住民の足”に負担・ごみ焼却費用も値上げ “エネルギー不安”地方への影響【報道ステーション】(2026年4月7日)
イラン情勢によるエネルギーの供給不安は、地方の行政サービスにも、さらなる懸念を生み出しています。
鹿児島港と屋久島・種子島を最高時速80キロで結ぶ、高速ジェット船。
鹿児島から種子島まで約1時間半、屋久島までは約2時間。離島で暮らす住民にとって、なくてはならない存在です。
ポンプで取り込んだ水を勢いよく噴出させ、推進力を生みだすジェット船。スクリューで動く船に比べ、多くの燃料が必要です。
ジェット船6隻を保有している会社。
1カ月に消費する軽油は、17万リットルを超えるそうです。
イラン情勢を受け、仕入れ価格は、1リットルあたり30円ほど高くなりました。この状況が続けば、単純計算で、年間6000万円以上の負担増になります。
コロナ禍以降、利用客の減少が続き、今月から航路を一部変更したばかりでした。
種子屋久高速船 岩崎貴光副社長
「現実的に維持・継続するためには、バンカーサーチャージの値段等も値上げを検討している最中。努力でどうにかなるような状況でないのが現実」
原油価格の高騰は、財政が潤沢でない地方にとって、まさに死活問題です。
北海道北見市が管理するごみの焼却施設。燃料費高騰は、財政の圧迫につながります。
クリーンライフセンター 横山周平所長
「3月中旬より前は(1Lあたり)119円だったが、それが、いま149円まで値上がりしている。(Q.このまま高くなった場合でも買い続けないといけないのか)ごみは入り続けるので、この施設がある限り、稼働していかないといけない。値段が上がったとしても、重油を入れて、ごみを処理していかないといけないところが我々にとってつらい」
そもそも、深刻な財政難に陥っている北見市。街中には、ユニークな名前の道路や公園が点在しています。新たな財源確保のため、市が所有する施設などの命名権を販売しています。
それに加えて、家庭から出すごみの量を減らす目的で、今年10月から、指定ごみ袋の値上げも決めました。10枚900円で販売されているものは、1350円と1.5倍に。ただ、これはイラン情勢が悪化する前に決まった話です。原油高騰で、追い打ちとなるのでしょうか。
北見市財政課 杉江明日香課長
「長期化するのであれば、市民生活や市の財政状況が厳しくなると懸念される。健全化の取り組みにも影響が及ぶ可能性は否定できない」
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