#ANNnews トラブル続く東北新幹線　東京～盛岡間、約3時間運転見合わせ　乗客約6万9000人に影響【ワイド！スクランブル】(2025年8月25日)

■3月と6月にもトラブル

　24日午後2時すぎ、東京発盛岡行きの「やまびこ63号」で大宮駅と小山駅間を走行中に、自動的に非常ブレーキがかかる車両トラブルが発生した。

　この影響で、東北新幹線は東京～盛岡間の上下線でおよそ3時間運転が見合わされ、東京駅では運休や遅延を知らせる電光掲示板の前に多くの人が集まっていた。

　また、仙台駅の改札口周辺にも多くの乗客が足止めされた。

利用客
「新幹線に乗ろうと思ったら止まっていて。今、待っていました」
「このまま夜になっちゃうのかなと思って」

　今回、東北新幹線のほか、山形新幹線と秋田新幹線の一部でも運休や遅れが出るなど、合わせておよそ6万9000人に影響が出たという。

　JR東日本は、非常ブレーキがかかった原因は調査中としているが、東北新幹線では最近トラブルが相次いでいる。

　3月には「はやぶさ・こまち21号」で車両の連結が外れて、分離するトラブルが発生。そして6月には、新型車両「E8系」で電力供給装置の不具合から加速できなくなるトラブルが起きるなど、いずれも一時運転を見合わせ、多くの乗客に影響が出ている。