#ANNnews スズキ「アドレスV125」盗難相次ぐ 「若者のステータス」 そのまま使われるケースも【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2026年3月3日)



スズキ「アドレスV125」盗難相次ぐ 「若者のステータス」 そのまま使われるケースも【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2026年3月3日)
 東京・足立区でバイクの盗難が相次いでいます。去年1年間で実に160件、しかも被害はなぜか、ある一つの車種に集中しています。

■特定のバイクが狙われる盗難被害

 先月6日午前2時すぎ、東京・足立区の住宅街で何かを探すようにうろつく4人組。そのうちの1人が、止まっていたバイクを物色しています。その場で話し合うこと、およそ3分。2人がバイクを持ち上げて運び出し、逃げていきました。

 足立区では、バイクの盗難被害が相次いでいて、去年1年間の発生件数は160件。3日に1台以上のペースでバイクが盗まれています。

 番組が足立区のバイク店を取材すると、特定の車種が狙われていることが分かりました。

グロースタイリング 高木棟麻さん
「これがスズキのアドレスV125Gです。去年の1年間で10人~15人ぐらいバイクが盗まれたと相談を受けた。アドレス以外はほぼいないです」

 2005年に発売された、スズキの「アドレスV125」。現在は生産が終了し、中古で20万円ほどの値段で取引されています。バイクの中では手ごろな価格のこの車種が、なぜ、狙われているのでしょうか?

「最近の現行のバイクよりも比較的車体が小さい。昔に作られている分スピードも割と出るパワフルなバイク。アフターパーツが多いので、カスタムのやりがいがあるというところで盗難が多い」

 盗まれるのが車ならば、売られるケースも多いのですが、「アドレス」の場合は売られず、そのまま利用されることもあるといいます。

「若い人のステータスの一つになっているという印象。高級車になると輸出などの兼ね合いで(売る目的で)盗むっていう需要が出てくるが、このバイクに関しては盗んで部品を使うのか、そのまま車両を使うのか、そういうようなことだと思う」

■足立区が対策呼び掛け

 番組が、「アドレス」の盗難被害に遭った人に話を聞きました。

被害に遭った男性
「バイクがないということで、(近所の知人から)電話をもらって、防犯カメラを確認したら盗まれていた。盗難が多いというのは聞いていたので、ついにやられたかと」

 男性は被害届を提出しました。すると、4日後、警察から連絡がありました。

「バイクが渋谷区内で乗り捨てられたという連絡をもらった」

 バイクが見つかったのは、およそ17キロ離れた渋谷区内の駐輪場でした。愛車は、変わり果てた姿となっていました。

「最初『これ本当に僕のですか』っていうくらい。フロントの外装が元々黒かったが、青色に取り換えられていて。単純に乗りたかったんだなっていう。元通りにしてもらいたいなって気持ちはあるし悔しい」

 「アドレスV125」には元々、ハンドルロックなどの盗難防止機能が搭載されていますが、持ち上げて盗まれるケースも多く、対策が難しいといいます。

高木さん
「中には車に積み込んで盗む人もいるでしょうし、ハンドルロックを無理やり壊して盗む人もいる」

 足立区は、ロックを厳重にするだけではなく、バイクにカバーをかける、通りから見えにくい場所に止めるなど、対策を呼び掛けています。

(2026年3月3日放送分より)
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