#ANNnews 【ニュース】マツタケ今後の雨で豊作も 猛暑でまだ採れず 菌糸繁殖か環境整う クマには注意 #shorts

【ニュース】マツタケ今後の雨で豊作も 猛暑でまだ採れず 菌糸繁殖か環境整う クマには注意 #shorts
町内でキノコを採っている原生林の熊工房・佐藤誠志さんはこう話します。

「けさ見に行ったが、1本もなかった。まだ10日から2週間ほど早い感じですね。去年の今ごろはもう採っていた」

 国産マツタケの卸問屋のまつたけ村・金光浩二社長もこう話します。

「もう本当にまだ空っぽ」

 例年北海道から岩手、長野、広島と徐々に南下していくはずのマツタケ前線。ただし、今年は不作と決まったわけではありません。金光社長はこう期待しています。

「いい具合に雨が降ってくれれば、とてもいい状態になって豊作型になるのではと期待している」

 今年は気温が上がったことでマツタケの菌糸の繁殖が期待できるため、今後の雨次第では豊作になる可能性もあります。

 しかし、国内のマツタケの生産量は豊作だった去年でも1960年と比べるとおよそ70分の1に激減しています。

 さらに、野性動物による被害もあります。

 長野県のマツタケ生産関係者向けの研修会で発表されたのは、サルがマツタケをちぎって食べている映像です。

 今年は人がクマに襲われる被害も相次いでいます。

 キノコ採りの最中に熊に襲われたことのある佐藤さんは、今年はいつも以上に注意が必要だと警戒しています。

「注意して歩かないと、去年の山の実りが豊作で、親子連れの熊が非常に多い。私も1回襲われているので、それ以降とにかくクマと50メートル以内に近寄らない。鈴を鳴らしつつ、注意を払って活動」

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