#ANNnews 『本物が偽物に』『エンタメがフェイクに』…フェイク動画に“異変”対策は【報道ステーション】(2026年2月5日)
『本物が偽物に』『エンタメがフェイクに』…フェイク動画に“異変”対策は【報道ステーション】(2026年2月5日)
今回の選挙戦で、これまで以上に影響力を増しているのが、SNSによる情報です。一方で、SNSではこれまでフェイク動画が出回って問題となってきましたが、今回の選挙ではこれまでにない現象も起きています。
生成AIに詳しい国立情報学研究所の佐藤一郎教授によると、今回の選挙では「生成AIの動画が、作成者の意図と違う形で拡散された」という特徴があるといいます。
例えば、実際にSNSで拡散された生成AIのある動画の内容は、街頭インタビュー風に有権者が特定の候補者の支持を訴えるというものでした。表示回数は185万回を超え、2万超の「いいね」が付きました。
国立情報学研究所 佐藤一郎教授
「この動画は元々、作成者が“生成AIを楽しむため”に作ったとみられますが、それを別の人が“意図”を持って拡散した可能性がある。その意図とは、自分の政治信条に有利になるよう“フェイク動画”として利用し、拡散した可能性がある」
もう一つ、これまでにない現象が起きています。それが“本物が偽物扱いされる”ケースです。
街頭演説で大勢の聴衆と一緒に撮った本物の動画が「これはフェイク動画」だと拡散されました。
国立情報学研究所 佐藤一郎教授
「生成AI技術が飛躍的に進歩して、本物と見分けがつかないレベルになってきている。本物でもフェイクでも、受け取り方次第では、SNSの動画や画像が政治的な攻撃につながりやすい世の中になっている」
改めて、私たち有権者が気を付けることは。
国立情報学研究所 佐藤一郎教授
「今回は超短期決戦。選挙の後半にフェイクの情報が流れると、候補者が真偽を主張するチャンスがなくなるので、有権者はSNSの情報だけを信じずに、他のメディアを確認したり、怪しいと思ったらむやみに拡散しないことが重要」
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