#ANNnews 戦火の故郷…途絶えた通信 在日イラン人の思いは【スーパーJチャンネル】(2026年3月1日)

戦火の故郷…途絶えた通信 在日イラン人の思いは【スーパーJチャンネル】(2026年3月1日)
アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃。イランも反撃し周辺国にも被害が相次いでいますが、そんななかトランプ大統領が日本時間の1日朝、自身のSNSに「イランの最高指導者・ハメネイ師が死亡した」と投稿しました。そのおよそ4時間後には、これを認めるかたちでイランの国営メディアがハメネイ師の死亡を発表しました。混沌とするイラン情勢は今後どうなっていくのか、世界中で緊張が高まっています。
■戦火の故郷…途絶えた通信
「空爆が始まった」。その不安は、日本に住むイラン人の生活にも影を落としています。
イラン出身 マンスールさん(62)
「一般市民がこれ以上、亡くなってほしくないです。それは自分の家族なり他人の家族なりすべてのイラン人のことが心配です。それが本音です」
都内で居酒屋を営む、イラン出身のマンスールさん。24歳で来日し38年。
マンスールさん
「つながらない…」
妹や親族がイランで暮らしています。
マンスールさん
「きのう午後3時すぎに最後のメッセージが入っていた」
空爆の直後、妹のファリデさんから届いた音声です。
妹 ファリデさんの音声
「きょうイランの複数の都市が攻撃された。私たちは無事だよ。通信が途切れても安心してね、バイバイ」
マンスールさんは、すぐに返信しました。
マンスールさん
「ありがとう、気を付けて」
「いろんなこと送ってるんですけど、『あまり(外に)出ちゃだめ』とか『安全なところに行きなさい、ガラスの近くで寝ないでね』と送った。(約40年前に)イラン・イラク戦争でテヘランが空爆されたことがある。そういう経験があるから、それを教えた」
しかし、その後、通信は途絶えました。
妹が暮らすのは、空爆があったテヘランの軍事施設から、およそ2キロの場所です。
マンスールさん
「きょう寝たのは朝5時。いつ連絡が来るのか待っている。不安です、心配。3人子どももいるし」
マンスールさんは、今回の攻撃をどう受け止めたのでしょうか。
マンスールさん
「まさか空爆するとは。最高指導者が亡くなりました、次は誰を決めますか?アメリカはそこまで責任取ってくれるんですか?『私たちの義務終わりました、さようなら』となったら困る。最後まで責任を取ってほしい」
■「うれしい」歓喜の一方で抗議も
イラン人社会の受け止め方は、分かれています。
ロサンゼルスでは、ハメネイ政権打倒を歓迎する声が上がります。
イラン人男性
「今、とてもうれしい。私たちは国を取り戻せる」
一方、ニューヨークでは、アメリカの軍事介入に抗議するデモが。
イラン人女性
「もしイランの政権交代が必要なのであれば、それは外国の介入なしにイラン国民によって行われなければならない」
しかし、東京のマンスールさんにとっては政治よりもまず、家族の無事です。
マンスールさん
「やはりイランのことが一番心配。それが本当に心配。平和になってほしい、それだけです。誰がトップになっても、一番苦しんでるのは国民なので、本当にたくさんの死人が出ないのを本当に祈ってます」
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