#ANNnews 夜のイチゴ狩りがブーム 非日常の空間で…あま~い体験 味は昼より“甘い”【ワイド!スクランブル】(2026年2月18日)



夜のイチゴ狩りがブーム 非日常の空間で…あま~い体験 味は昼より“甘い”【ワイド!スクランブル】(2026年2月18日)
 今、「夜のイチゴ狩り」がブームになっている。実は、夜の営業には、イチゴそのものの味にも日中とは“一味”違う秘密があった。

■ランタン片手に“宝探し”

 ライトアップされ、幻想的な雰囲気の農園。ここで楽しむことができるのが「イチゴ狩り」。

 イチゴ狩りといえば昼間にするものだが、今、夜にもできる場所が増えている。どんな事情があるのか。

 番組が取材したのは、千葉市にあるイチゴ農園「FUN DAY FARM」。ここでは、食べごろを迎えた「紅ほっぺ」や「けんしろう」など6品種が食べ放題で、多くの人がイチゴ狩りを楽しんでいる。

 そんな農園だが、週末になると夜のイチゴ狩りをすることができる。

 暗がりの中、ランタン片手に「イチゴ」の宝探し。昼間とは違った雰囲気で、おいしそうなイチゴを見つけ口に運ぶ。

親子
「(かみしめる)う~ん」
「(Q.味はどうですか?)甘いです、すごく甘い。やっぱり品種によって違いますね」

カップル
「めっちゃおいしいです」
「めっちゃうまいです」

 夜のイチゴ狩り、カップルには別の“おいしさ”もあるようだ。

カップル
「すごく幻想的でうれしくなっちゃいます。合法的に(恋人に)くっつけるといいますか、距離がすごく縮まると思います」

■夜のイチゴ狩り始めた理由

 今では、昼間と同じくらいの人が訪れる日もあるという。

FUN DAY FARM 佐々木海颯代表(25)
「今までにないイチゴ屋さんを作りたかったというのが一番大きくて、非日常体験が味わえるというのが、狙いとしてありました」

 さらにこの農園では、DJブースもあり、音楽やお酒を飲むこともできる。

 そして、夜のイチゴ狩りを始めた背景には、年々上がる生産コストも影響しているという。

佐々木代表
「こちらがCO2発生装置。この奥にあるのが暖房機になります。どちらも灯油を使用していて、年々灯油の原価が上がってきているので」

 肥料や資材、燃料価格が高騰する中、利益を出す方法として、夜にもイチゴ狩りを始める農家が増えているという。

佐々木代表
「お客さんの入りは、去年とは倍以上に変わっているので、収益アップにつながっています。これから農業を志す人がもしいたとしたら、農業はやり方次第でもっと魅力的なものなんだよって伝えられるかなと思って」

■夜イチゴのおいしさの秘密

 「夜のイチゴ狩り」には、農家の経営事情とは別に、味に関わる理由もあるという。

 今回取材したFUN DAY FARM代表の佐々木さんによると、「実は夜に来たほうが甘いイチゴを食べられる」という。

 注目は「クイックドロップ」という生理現象。佐々木さんによると、「昼から夜にかけて温度をおよそ15℃落とすことで、日中に葉に蓄えた糖分がイチゴへ移動。つまり糖分を一番蓄えた状態だから甘い」という。

 また、夜のほうがイチゴが冷えていて身が引き締まっているので、おいしく感じられるそうだ。

 ちなみにこの「クイックドロップ」を利用したものには、他にもブドウやトマト、キュウリなどがあるそうだ。

(2026年2月18日放送分より)
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