#ANNnews 再開発白紙の中野サンプラザめぐり深まる溝 再利用求める区民、解体方針の区長【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2026年2月26日)



再開発白紙の中野サンプラザめぐり深まる溝 再利用求める区民、解体方針の区長【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2026年2月26日)
 音楽の聖地として親しまれた中野サンプラザは、3年前に閉館し再開発される予定でしたが、工事費の上昇により計画が白紙となり、現在も放置されたままです。解体を諦め再利用を望む区民と行政の話し合いが行われましたが、対立は深まっています。

■工事費倍増で計画白紙

中野区民
「サンプラザって、すごい圧迫感なんですね。私はあそこの空間は本当に空間にしてほしい」
「サンプラザの改修、再利用を達成することでしか中野モデルは生まれないと思う」

 東京・中野区役所で行われている区長と区民とのタウンミーティング。議題に上がっているのは、閉館して2年半以上が経つ複合施設・中野サンプラザの今後です。

 跡地には商業施設や住宅のほか、隣接した棟には7000人が収容できる多目的ホールが入る予定でした。

 しかし、人件費や資材の高騰などで工事費が当初の1810億円から3539億円と2倍近くに膨れ上がり、計画は去年、白紙になりました。

 たくさんのアーティストがパフォーマンスした日本有数のコンサート会場が今、解体されることもなく放置されたままになっているのです。

中野区民(70代)
「廃虚みたいになっていて、街の雰囲気が廃虚を抱えているという暗いイメージ」

 中野を象徴する施設でしたが、閉館後、周囲の飲食店では…。中野駅前の商店街で70年近く続く老舗の甘味処は、売り上げに大きな影響が出ています。

梅家 3代目 岡村百子店主
「コンサートがあった日となかった日では、売り上げ的には3割4割プラスの客に来ていただいていたのがあったので、その分が抜けたのはとても商売としても大きいです。中野区民に愛される象徴としてのサンプラザを期待しています」

 立ち往生した中野サンプラザの再開発。区長は解体して再開発を進める考えを示しています。

 そもそも再利用するとしても、修繕費用が当初の試算100億円から7割増え170億円かかるとして、再利用は厳しいといいます。

中野区 酒井直人区長
「170億円というものをもし改修で投資した場合に、それがペイできるのは相当年数がかかる。事実上、不可能じゃないかなと」(定例会見 去年9月)

■来月に方向性を提示

 さらに、先週のタウンミーティングでは新たな問題が起きました。

中野区民
「『設計図がなくなった』というとんでもないことを言っていますが」
「『設計図がない』という寝耳に水なお話」

 区長から飛び出したのは予想外の説明でした。

「いくらかかるかも、実は設計図がもう残っていないので。調査をする会社に色々ヒアリングしたんですけれども、もういくらかかるかもちょっと責任を持って数字が出せませんと。専門の事業者から相当難しいということで」

 「設計図が残っていない」という発言に区民は困惑しています。

「なぜ今までの説明会で言ってくれなかったのでしょうか。建設当初の設計図はあるということだが、ではなくした設計図とは何か」

中野駅新北口駅前エリア 近江淳一担当課長
「設計図というのは、建物を作る前の計画段階の図面。そちらについて我々サンプラザを引き継いだ時点で、引き継がれているものではありません。(設計図を)我々がなくしたという事実はありません」

 設計図がなければ、再利用に向けた計画を作ることも難しくなります。

酒井区長
「仮に(再利用について)お金の見積もりを出せるというところがもし具体的にあるのであれば、それをお話しいただければ、我々としても確認をしますし、見積もりについて手を抜いたりすることは一切ありません」

 中野駅周辺のまちづくりが進み、区民から期待の声も上がる再整備。

「緑がある広場や公園があったらうれしい」
「道とかきれいになっている。色々お店ができるみたいなのは楽しみ」

 取り残された形となっている中野サンプラザはどうなっていくのでしょうか。区は来月、再整備事業計画見直しの方向性を提示する予定です。

(2026年2月26日放送分より)
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