#ANNnews モミジ変色にイチョウ枯れ…猛暑の影響で紅葉危機 10月間近に真夏日続出【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年9月30日)
モミジ変色にイチョウ枯れ…猛暑の影響で紅葉危機 10月間近に真夏日続出【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年9月30日)
29日、関東地方は10月を前にして30℃を超える真夏日の地域が続出しました。紅葉が見頃を迎えようとするなか、今年は猛暑の影響でモミジやイチョウが変色して葉が枯れてしまうなどの異変が起きています。
■真っ赤モミジに危機 原因は?
今、紅葉の見頃を迎えている富山県の北アルプス立山。
立山自然保護センター 近堂純所長
「ここが一番チングルマがきれいかもしれません。今ちょうど紅葉しています」
標高2450メートルの室堂平では、高山植物のチングルマが紅葉し、赤い絨毯のように。
この時期、観光客を迎えてくれるのは黄色や赤に彩られた見事な紅葉。
栃木からの観光客
「山とのコントラストが本当にきれい」
愛知・三重からの観光客
「ずっと絶景という感じ。疲れるはずなんですけど疲れないみたいな」
紅葉を楽しめる場所がある一方で、危機にさらされているのが、京都・嵐山にほど近い場所にある「鹿王院」。室町時代に足利義満が建立した歴史ある寺院。紅葉の名所として知られ、石畳の道に続く真っ赤なモミジのアーチが人気ですが…。
大谷造園 大谷和義さん
「こちらの枝は、暑さと水不足で日焼けが進んだ状況。ここは西日がきつく当たるので水分が足らなくなる」
「(Q.葉っぱは枯れて落ちる?)ポロッと落ちてしまいます」
猛暑の影響で一部のモミジが“日焼け”した状態に。紅葉シーズンを迎える前に枯れてしまい、地面に落ちている葉もありました。
さらに、9月に入っても暑い日が続き、カミキリムシなどが多く発生。
「カミキリムシが木の表面をかじったせいで、枯れた状態になっている」
「これはケムシに食べられた痕です。この白いところは枯れてます」
ケムシに葉が食べられてしまったため、現在は薬をまく対策を行っています。猛暑や害虫の影響でダメージを受けているというモミジ。
大阪からの観光客
「春秋がなくなってきているので、娘が大きくなった時にどうなのかなとは思いますね、これから先」
例年11月15日に夜間のライトアップが行われてきましたが、今年は紅葉が遅れると予想され、例年よりも1週間後ろにずらして開催するといいます。
鹿王院 吹田陽子さん
「今年の猛暑をみてますと(紅葉が)遅いんじゃないかなと、ここ2~3年特にそう思ってます。みなさんに一番きれいな時を見ていただきたいなと思ってます」
■イチョウの黄金色に異変 観光業も困惑
大阪でも異変が…。
秋には紅葉が美しい大阪城公園。園内には400本ほどのイチョウが植えられ、これからの季節には黄金色に染まる黄葉が楽しめますが…。
大阪城パークマネジメント共同事業体 菅野浩一さん
「こちらですね、夏が暑すぎましたので、それによって半分葉っぱが枯れてしまっているような状況。この部分で光合成ができていない状況になります」
猛暑の影響で全体のおよそ1割のイチョウの葉が枯れてしまったといいます。
「(Q.見た目に影響は出てくる?)きれいな黄色にならないです。全体が茶色いかたちの黄葉。なので黄葉ではないですね。何十年後というレベルの変化だと思いますが、紅葉が見られなくなる、花が見られなくなったり、そして木自体がだんだん枯れてしまう事態も考えられると思います」
毎年イチョウ並木の黄葉を楽しみにしている人は…。
大阪府民
「きれいです、真っ黄色で。この辺りが一番きれいかな。枯れてほしくはないですね」
大阪市にある旅行代理店では、紅葉の時期がずれていることで、ある悩みが出てきたといいます。
摂陽観光 藤原雅彦社長
「お客様が行きたい時期と紅葉はだいたい今まで重なっていた。ところが紅葉のピークがずれてきたのがここ数年。『必ず見られますよ、きれいですよ』とはもう言わないことにしました。一番いい時期がね、それが読めないので」
紅葉の見頃が予約段階で読みにくくなり、旅行の日程を紅葉のピークに合わせることが難しくなってきているといいます。
「(Q.キャンセルが出る場合も?)ございますね。『ぜんぜん紅葉まだや言うてたけど』と『やめとくわ』と大阪弁でね。『次にするわ』と言われたら、それも仕方ないのかなと思いますね」
■彼岸花・コスモスの開花に異変
四季折々の花を無料で楽しめる千葉市の「富田さとにわ耕園」。秋には満開のコスモスと彼岸花などが楽しめます。
観光客
「きれいに咲いているかなという感じはしますね。気温だけは暑いですよね」
28日も多くの人が写真を撮りに訪れていましたが…。
例年、お彼岸のころには辺り一面を美しい赤で彩る彼岸花。今年は、木陰となっている場所では咲き終わりに近いものも。直接日差しが照りつける場所ではまだ花が咲いておらず、場所によって開花時期にズレが出ています。
富田さとにわ耕園 今関昭夫さん
「照りが強くて地面自体が熱くなっちゃいますので、球根自体が花芽を出していきますので、それがいじめられちゃうとやっぱり弱ってきますので、日が当たっているところは暑さで影響を受けて遅くなっている」
日が当たる場所の彼岸花は1週間以上、開花が遅れているといいます。
観光客
「(以前は)日向と日陰でそんなに差がなかったのに、今年は片方が枯れ始めているのに片方はまだ咲いていない。ちょっと驚きましたね」
さらに、異変はコスモスにも…。
例年、10月10日前後に満開となるよう植えられているコスモス。今年は、暑さに強い種類のキバナコスモスは順調に花を咲かせていますが、一般的なピンク色のコスモスは、まだほとんどの花が咲いていない状態です。
今関さん
「一般的にコスモスといわれる細い葉っぱの系統は、全く花芽があがってきていない。暑さの影響を非常に受けやすいんじゃないかと思います」
ピンク色のコスモスは今年の猛暑と雨不足の影響で芽が出ず、種をまき直しましたが、生育にも遅れが生じ、1割ほどしか咲いていません。
観光客
「コスモスはまだ咲き始めなので、もう1回来ようかなと思っています」
秋の花として知られるコスモスと一緒に、楽しめるよう植えられていたのが季節外れのヒマワリです。なぜ秋にヒマワリが咲いているのでしょうか?
今関さん
「日陰も何もないんですね。真夏7月、8月の一番暑い時はとてもお客様歩けない状況で、9月にしてちょうどコスモスと合わせて、みなさんにちょっとでも楽しんでいただこうとしています」
今年の夏は記録的な猛暑によって来園者の数が減少。ヒマワリの開花時期を2カ月近く遅らせ、コスモスと一緒に楽しめるようにしています。
今関さん
「夏は暑いものだと思っていますけども、度を越えてくるとお客さん全く来なくなっちゃいますよね。いろいろな環境が毎年変わってくると、本当に続けられるのかなと心配になっちゃいます。頑張るにも限界がそろそろきてるんじゃないかと思うくらい、季節の変動に我々がついていけないのが現状です」
■まだ暑い関東で…ソメイヨシノ開花
29日の関東では、この時期としては異例の暑さに。栃木県佐野市では最高気温34.5℃、埼玉県熊谷市では34.4℃と猛暑日手前まで上がりました。
そんななか、埼玉県鶴ケ島市の公園では…。
渡辺正和さん
「びっくりしましたよ。この時期にまだ猛暑でしょ。こんな暑いのに、なんで桜が咲いているんだろうって感じ。あそこの木なんですよね」
こちらの桜、樹木医によると、通常は2月から3月に咲くカンヒザクラの一種で、この時期に咲くのは珍しいといいます。
鶴ケ島市運動公園監視員 安藤正弘さん
「桜だよね、幹がね。全然信じられなくて、信じられなくて」
渡辺さん
「珍しいからね。この木だけなんだよね、咲いているの。十何年歩いています、(こんな出来事は)初めてです」
さらにSNSには“季節外れの桜”の投稿が…。
栃木県高根沢町で27日に撮影された映像。9月下旬にもかかわらず、セミが鳴き続け、普段は4月に花を咲かせるという桜の木にいくつもの花が…。
隣のソメイヨシノにも4輪、花が咲いているのが確認できます。撮影者によると、この時期にソメイヨシノが咲いたのは今年が初めてだといいます。
(「羽鳥慎一モーニングショー」2025年9月30日放送分より)
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