#ANNnews 【ニュース】商店街を引っ張る88歳 浅草の「伝説のおかみさん」 サンバで町おこし 相談殺到#shorts

【ニュース】商店街を引っ張る88歳 浅草の「伝説のおかみさん」 サンバで町おこし 相談殺到#shorts
東京・浅草で「伝説のおかみさん」として知られる女性は、老舗蕎麦店の4代目というだけでなく、実は有名なさまざまなものも始めた人物なんです。

■サンバで町おこし

 東京・浅草の商店街を1人乗り用のカートでスイスイと走り抜けていく、こちらの女性。御年88歳になる冨永照子さんです。

 この日、向かった先は、先月行われたサンバカーニバルの打ち上げです。

 1981年、昭和56年に始まり、今年40回目を迎えた「浅草サンバカーニバル」。実はこれを立ち上げたのが冨永さん。

「実は私、88歳です。このサンバも40年。(浅草が)ゴーストタウンって言われて、なにか“町おこし”をしたいなと言ってたんですけど。相当ね、お金集めに苦労しましたよ。入りたくもない生命保険に入ったり」

 会場で笑いをかっさらいます。

冨永さん
「どうだった。きょう暑かった?」
ダンサー
「きょう暑かったです」
冨永さん
「だからね。来年から日にちを(秋に)ずらそうって」

 世の中の変化にも柔軟に対応します。

■本業は老舗そば店を切り盛り

 冨永さんの本業は、浅草にあるそば店「十和田」の4代目おかみ。その人柄からか店にいると多くの人が相談にやってきます。

冨永さん
「子どもたちと母親とか、やるじゃないですか。あれ、すごく良いと思う」

常連
「おかみさんを頼りにしている方。色んな会社の社長さん、会長さん、本当に皆さん、有名な方がいっぱい(会いに)いらっしゃる」
「お客さんでもあり、ファンでもあるという。これだけすごい人はいないですね」
「おかみが(店に)いないと誰もいない、分かりやすいんだよね」
「体験談とか武勇伝。そういうのを聞いていると、すごく元気が出ます」

冨永さん
「なんでもご相談。何屋だか分かんない私。もう忙しいよ。休むひまがない」

 町を移動していても、すぐに常連客と遭遇します。商店街のお祭りを見て回っていた時には、くじ引きの箱の中をのぞき込んで…。

冨永さん
「ない!全然(当たりが)ないよ。ひどいよ」

■「おかみさん会」講演は1000回

 自由気ままな冨永さんですが、もう一つ“別の顔”があります。

冨永さん
「はい、きょうはどうも、お疲れ様。きょうの『おかみさん会』の会合よろしくお願いします」

 行われていたのは「東京おかみさん会」の会合です。「おかみさん会」は、全国各地に支部があり、町おこしのためのイベントや準備などを行う組織。

 そのなかで冨永さんは、全国の代表者たちが集まる「ニッポンおかみさん会」の代表でもあるのです。

冨永さん
「『ニューオリンズジャズ』は、とりあえず続ける。40回やったらギネスブック載る話もある」

 浅草でサンバを始めたことをきっかけに、全国の商工会などから講演に呼ばれるようになり、こなした数は1000回に上ります。

 各地を訪れるなかで、自ら立ち上げた「おかみさん会」の重要性を訴えたことが始まりでした。

東京おかみさん会 三浦美恵子会長
「講演するたびに『女が頑張りなさい』『立ち上がりなさい』と言って、町おこしをするために発破をかけた。そこに『おかみさん会』ができ、あっちに『おかみさん会』ができて、全国に『おかみさん会』ができた」

 この日の議題も、さまざまな町おこしイベントについてです。

イベント運営者
「年々人が増えると、その分大変になるということではある」

冨永さん
「本当は墨田区がやってくれれば、一番いいんだけどね」

 浅草の町を走る「2階建てバス」も、冨永さんが発案して導入したもの。当時は法律の車高制限があって走れませんでしたが、運輸大臣に直談判して、特別に許可を出してもらったそうです。

冨永さん
「2階建てバス、サンバカーニバル、つくばエクスプレス、浅草寺のライトアップ。私がいつも言うのは、『皆さん一過性はダメよ』って。かたちに残るものをやったから、私があるんじゃないのって。一過性のイベントを補助金取ってやったってダメなのよ」

■「振袖さん」も発案

 一過性ではなく、かたちとして残るもの。京都の「舞妓さん」を参考にして始めた「振袖さん」もその一つです。

「振袖さん」 風琴さん
「コロナ禍で浅草に全然人がいなくなった時に、『お昼は人力車、夜は振袖さんでやってみない』と声を掛けられて、始めました」

 この日は、別の仕事が決まって「振袖さん」をやめる人の卒業式。

冨永さん
「自衛隊に行くの?」
忍さん
「自衛隊に行きます」
冨永さん
「いい根性だね~」

 時には、こうして去っていく人も、得意の三味線で送り出します。

浅草振袖 マネージャー
幸田千江子さん
「夜の浅草を盛り上げたいということで、『振袖さん』もつくられたというのは聞いていた。『舞妓(まいこ)さん』と似ていると言われることが多いので、歩いていたら『振袖さんだ』と言ってくれるような。おかみさんが生きているうちに、もっと有名になりたいと思います」

 “町おこし”に関わり始めて50年以上。88歳になった今も、駆け回っていますが…。

冨永さん
「正直恥ずかしい話だけど、夜中にトイレで何度も起きる。なかなか出てこない。本当に考えちゃうよ。こんな小さい階段でも、『あれ』ってつまずいてみたり。物忘れがひどいよ。こんなふうにして、今約束してもよっぽどじゃなきゃ、もうあした忘れちゃうから」

 ただ、息子の前では“強気”です。

息子 冨永龍司さん
「『敬老の日』は嫌いなんですよ。『老人じゃない』って言い張るんで。『敬老の日』にお祝いして怒られたことある。お祝いしたことないです。周りはもう介護だとかなんだって考えたら、好きなことやって元気でいるのはありがたい」

 まだまだ現役の“伝説のおかみ”。今後の活動は?

冨永さん
「あと2年で90歳だから、バトンタッチしようと思っている。でも生きているうちはちゃんとね」
「(Q.お世話するんですね?)それはしょうがないでしょ。趣味が“町おこし”だから」

(「グッド!モーニング」2025年9月15日放送分より)

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