#ANNnews トランプ氏「停戦合意を確信」　あすプーチン氏と“1対1”の首脳会談【もっと知りたい！】【グッド！モーニング】(2025年8月15日)

■プーチン氏「世界全体の和平目指す」

　日本時間15日午前2時すぎから、会見を開いたトランプ氏。

トランプ大統領
「あすプーチン大統領と会談があります。いい会談になると思いますが、より重要なのは2回目の会談です。プーチン大統領、ゼレンスキー大統領、そして私。おそらくヨーロッパの指導者たちも参加して会談を行う予定です」

　24時間後に迫る米ロ首脳会談は2回目の会談の準備だとし、早期の開催を願っていると話しました。

　米ロ首脳会談を前に政権幹部を集め、準備会合を開いたロシアのプーチン氏。ウクライナ紛争の解決に奔走するトランプ氏を称賛しました。

プーチン大統領
「トランプ政権は誰もが知っているように、戦闘を停止して危機を終わらせ、この紛争に関わるすべての当事者にとって有益な合意をまとめるために、かなり精力的かつ誠実に努力しています」

　さらに、将来的な核兵器の管理をめぐるアメリカとの合意の可能性にも言及しました。

プーチン大統領
「目指すところは、次の段階で戦略兵器の管理の分野でも合意し、米ロ、ヨーロッパ、世界全体の長期的な和平を築くことです」

　しかし、こうした言葉とは裏腹に、ロシアはウクライナ東部のドネツク州などで攻勢を強めています。

　一方、ゼレンスキー大統領はイギリスのスターマー首相と会談。

　会談後、ゼレンスキー氏はSNSで「ウクライナのドローン生産への投資についても協議した」ことを明らかにしました。

■トランプ氏、停戦合意への期待

　日本時間の16日午前4時半から行われる米ロ首脳会談。

　最初に通訳だけを介したトランプ氏とプーチン氏による1対1の会談が行われます。その後、両国の閣僚らを加え、5対5の拡大会合を開催する予定です。

　ワーキングランチをはさんで協議を続け、拡大会合の終了後はトランプ氏とプーチン氏による共同記者会見が予定されています。

トランプ大統領
「私は、プーチン大統領は合意を望んでいると思う。もし私が大統領でなかったらプーチン大統領はウクライナのすべてを支配するだろう。しかし私が大統領であり、対立するつもりはないでしょう」

　停戦合意への期待を口にし、3者会談の開催地もアラスカで行いたいと述べました。