#ANNnews 停戦協議“不発”の末「奇策」に…ホルムズ海峡“逆封鎖”行方は【報道ステーション】(2026年4月13日)
停戦協議“不発”の末「奇策」に…ホルムズ海峡“逆封鎖”行方は【報道ステーション】(2026年4月13日)
アメリカのトランプ大統領は、日本時間13日午後11時、ホルムズ海峡を封鎖するとしました。
イラン経済を追い詰める狙いがあるようですが、世界経済も大きな影響を受けかねません。
原油の先物価格は、再び、1バレル=100ドルを突破。軍事活動がさらに拡大する懸念も高まっています。
■停戦協議“不発”の末「奇策」に
11日、仲介国、パキスタンの首都・イスラマバードで、戦闘終結に向けたアメリカとイランとの直接協議が行われました。
アメリカ バンス副大統領(12日)
「良い知らせは21時間の協議で、実質的な議論ができたこと。悪い知らせは、合意に至らなかったことです」
CNNによりますと、アメリカは、今回の協議で6つの譲れない条件=レッドラインを提示。そのうち3つは『ウラン濃縮の終了』や『高濃縮ウランの回収』など、核開発に関するものです。
アメリカ バンス副大統領(12日)
「イランが核兵器を求めず、迅速な開発を可能にする手段を求めないという確約が必要です。私たちは帰国しますが、最終・最善の提案はしました。イランが受け入れるか見守ります」
イラン外務省 バガイ報道官(12日)
「我々は、多くの問題について、相互理解に至りましたが、2、3点の問題で、見解の違いから合意には至りませんでした」
イランメディアは『ホルムズ海峡の開放』や『核開発』をめぐり、立場の相違があったと伝えました。ただし、協議は今後も続ける可能性を示唆しています。
イラン外務省 バガイ報道官(12日)
「交渉は、40日以上も強いられた戦争と、停戦合意数日後に。不信感とまではいかずとも、険悪な雰囲気のなかで行われました。たった一度の交渉で合意に至らないのは、当然です」
しかし、協議が不発に終わったことに不快感を隠せないのが、この人。
アメリカ トランプ大統領(12日)
「やつらが交渉に戻ろうが、戻るまいが、どうでもいい。イラン軍は壊滅し、ミサイルも大半が枯渇。無人機などの製造拠点もほぼ制圧された。10時から海峡の封鎖が発効する。各国の協力で、イランは石油を売れなくなる。非常に効果的だ」
FOXニュースの電話インタビューに、こう応じました。
アメリカ トランプ大統領(12日放送)
「好きな相手には石油を売って、もうけ、嫌いな相手には売らない。そんなことは許さない」
また、自身のSNSには「イランに通航料を支払ったすべての船舶の捜索・阻止を命じた」と書き込んでいます。
■アメリカ軍「許可なく入ればだ捕も」
アメリカ中央軍の発表によりますと、“逆封鎖”は、イランの港に出入りするすべての国の船舶が対象で、それ以外の船舶の航行の自由は妨げないそうです。
さらに、ロイター通信は、アメリカ中央軍が海運事業者などに対して、海上封鎖は、オマーン湾とアラビア海で行われると通達を出したと報じました。通達には「許可なく封鎖区域に出入りする船舶は、阻止、進路変更、だ捕の対象となる」とも書かれているということです。
元米海軍大将 ジェームズ・スタヴリディス 氏
「海上封鎖は、戦争行為です。イランは残りの弾道ミサイルやテロ戦法で、湾岸諸国のエネルギーや肥料の関連施設を狙うかもしれません」
■協議の裏で米駆逐艦が海峡通過
加えて、アメリカは、新たな活動にも踏み出しています。
アメリカの艦船『フランク・E・ピーターセン・ジュニア』。イージスシステムを搭載したミサイル駆逐艦です。
アメリカ中央軍は11日、この船を含めたミサイル駆逐艦2隻が、ホルムズ海峡を通過したと発表しました。ペルシャ湾に入り、機雷除去に向けた準備を始めたということです。
この状況が意味すること。海上自衛隊出身で、自衛隊制服組トップを務めた河野元統合幕僚長に聞きました。
元統合幕僚長 河野克俊氏
「アメリカ側が、機雷の処分をするという体制になる。それに対して、イラン側がそうはさせないということで、アメリカ軍艦に対してミサイル攻撃、あるいは、無人機の攻撃をやるということになれば、いままで空から地上の戦いが主流だったものが、海上への戦いに拡大する懸念はある」
◆ホルムズ海峡の封鎖が実際に行われる可能性があるのでしょうか。
アメリカの政治・外交に詳しい同志社大学大学院の三牧聖子教授に聞きました。
三牧教授は「航行する船に対し、アメリカ側が直接攻撃することは考えにくいが、実際に船を止めて、立ち入り検査をするなど、威嚇的な行動をとるのでは」とみています。
◆アメリカによるホルムズ海峡の封鎖が行われるとしたら、イランはどう出るのでしょうか。
イラン情勢に詳しい慶應義塾大学の田中浩一郎教授に聞きました。
田中教授は「イランは“逆封鎖”の可能性を軽くは見ていないと思う。もし、封鎖されれば、アメリカの艦船が燃料を調達できないよう、UAEにある船舶用の給油所を破壊することも考えられる。また、アメリカ軍基地を攻撃する可能性もある」としています。
◆今後、交渉再開の望みはあるのでしょうか。
アメリカ側について、三牧教授は「1カ月以上、戦闘が続いていて、アメリカにとっても消耗戦になっているので、そろそろ手打ちにしたい思惑もある。アメリカ側が、再交渉を模索する可能性はある」とみています。
一方、イラン側について、田中教授は「アメリカが交渉再開を求めれば、実現するかもしれないが、イラン側からの申し出はないと思う。むしろ、アメリカからの攻撃再開に備え、防御態勢を整えているのでは」とみています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2026
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