#ANNnews ホルムズ海峡の機雷敷設地図を公開 イラン革命防衛隊が船舶通航ルートを指定【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2026年4月10日)



ホルムズ海峡の機雷敷設地図を公開 イラン革命防衛隊が船舶通航ルートを指定【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2026年4月10日)
 石油の安定供給につながるでしょうか。イランの革命防衛隊が、ホルムズ海峡を通過する時の航路を具体的に示したと現地メディアが報じていますが、いまだ多くの船が湾内にとどまっている状況です。

■「革命防衛隊の許可必要」

 中国人の船員が撮影したペルシャ湾の様子では、攻撃によるものとみられる黒い煙がはっきりと映っています。

 船の動きを追跡するサイトを早送りで見ると、一部の船はホルムズ海峡を通過して、外の海に出ていきますが、多くの船はその場にとどまっていることが分かります。

 無線では、革命防衛隊からの警告も…。

「ペルシャ湾およびオマーン海を航行するすべての船舶に告げます。海峡を通過するにはイランの革命防衛隊海軍の許可を必要とします。許可なく通過を試みた船舶は破壊します」

 イランの革命防衛隊は、海峡を通過する際の航路図を公開。すべての船舶が従うよう勧告したと地元メディアが報じました。

 航路図には、機雷を敷設したという海域も正確に公開され、海峡の南半分にあたる正方形のエリアを危険区域に指定しています。

 先ほどの船のサイトと重ねてみると、危険区域には船が全く存在しないことが分かります。

 海峡に入る時には、ララク島の北側を通過してペルシャ湾に向かい、出る時には、島の南側を通過するルートが指示されています。

■国家備蓄の追加放出検討

 日本では…。

ガソリンタウン 石橋浩一代表
「3月7日以降ずっと、ハイオク・レギュラー・軽油・灯油含めて全油種、出荷ができないという通知」

 鳥取県米子市にあるこちらのガソリンスタンドは、11日から販売を休止します。

 石油元売り大手の系列ではない「独立系スタンド」では燃料を仕入れられないところも出てきています。

赤沢亮正経済産業大臣
「石油流通円滑化のための直販制度の創設や、医療分野のサプライチェーンの実態把握など議論を行いました」

 国内の一部では、医療器具の滅菌に必要な重油や、路線バスの軽油が不足する事態になっています。

 これまで、石油元売りは燃料を卸売業者を通じて販売していました。政府は今後、卸売業者を通さず、医療機関などの重要施設に直接販売するよう要請することを決めました。

 農業用ハウスを暖める燃料や、畑を覆う石油由来のシートなどにも影響が出ています。

JA全中 神農佳人会長
「今後、さらに状況が悪化・長期化した場合、燃料・生産資材などの生産コストの増大、供給不足が懸念されている」

 政府はこれまでに、石油の民間備蓄15日分、国家備蓄1カ月分の放出を決めています。来月にも、国家備蓄約20日分の追加放出を検討しているということです。

(2026年4月10日放送分より)
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