#ANNnews 日本のフリマ 外国人にランドセル人気「ルイ・ヴィトンが扱っていてもおかしくない」【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2026年4月4日)



日本のフリマ 外国人にランドセル人気「ルイ・ヴィトンが扱っていてもおかしくない」【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2026年4月4日)
 東京の大井競馬場でほぼ毎週末開催される、外国人の宝探しスポット“日本最大級”のフリーマーケット。外国人は何に魅了され、何を買うのか?

 追跡すると海外で謎のランドセルブームが!一体、なぜ?気になる人気商品ランキングも発表します。

■ブタのために「拍子木」!?

アメリカからの来場者
「ここは思わぬ宝物に出会える場所」

 東京・大井競馬場でほぼ毎週末開催される巨大フリーマーケット。来場者は多い日には1万3000人。その4割が外国人です。

アメリカからの来場者
「1000円で買えた。どう?このとってもクールなサングラス」

アルゼンチンからの来場者
「これをリビングに飾りたい。田んぼで働いているみたい。何より、とても日本らしい」

 アメリカから来た兄弟も念願のお宝を見つけて大興奮。

アメリカからの来場者
ガブリエルさん(30)
「大阪や京都でも探したけど、見つからなくて」
「これは、日本で始まりを告げる合図の音だと思う」

 ここで、突然ですがクイズです。2人が日本旅行中に探し続けて、やっとこのフリマ会場で見つけた“始まりを告げるモノ”とは一体、何でしょうか?ヒントは「注意を引く音」「歌舞伎や相撲で?心地よい木の音」です。

 正解は、「拍子木」です。3000円でゲットしました。

 でも、アメリカで何に使うのでしょうか…。

「ブタのために使う。僕らは将来、ブタを育てる牧場をやりたくて。これを餌(えさ)の合図にしたいなって」

兄・アンドリューさん(34)
「ゴハンだぞーって」

 将来、ブタの牧場でごはんの合図に。夢が叶うといいですね。

■「大正琴」に一目ぼれ

 外国人に人気の宝探しスポット。“日本最大級”、春のフリーマーケット。彼らは一体、何に魅了され、何を買い、何に使うのか。

 外国人客127人に大調査。ちょっと意外な人気ランキングも発表します。

ニュージーランドからの来場者
「日本らしいユニークなお土産を見つけた。これよ、手で丁寧に作業されている感じとか、とても興味深くて引きつけられる」

 やはり外国人を魅了するのは、日本らしさが詰まった品々。

アメリカからの来場者
アレックスさん(29)
「これが何かは分からない。ギターみたいだなって思った。見た目がすごくきれいでゴージャス。思わず買っちゃった」

 一目ぼれしたというこちらは「大正琴」。しかも、なんと500円。

取材スタッフ
「この楽器は『お琴』って言います」

アレックスさん
「コトコト?」

取材スタッフ
「お琴」

アレックスさん
「お琴」

 早速、お琴に挑戦。

アレックスさん
「これを機に新しい楽器を始めるのもいい。せっかくなら日本の伝統音楽を演奏したい」

 アメリカの自宅に帰っての様子。日本の曲を弾けるよう励んでいると送ってくれました。

■弓道歴40年 実力者の購入品は…

 この日出会った、陽気なフランス人シャルルさん(74)。

 今回購入したのは1メートルほどの謎の筒?中から出てきたのは…。

「矢が4本。美しい矢」

 古い矢を7500円で買えたと大喜び。

「私は教士六段。弓道、弓」

 実は弓道歴40年、フランス弓道協会の副会長を務める弓道家。日本の弓道界でも8%しかいない上級称号「教士六段」の実力者です。

「2人とも教士六段」

 妻も教士六段を持つ、フランスいちの弓道夫婦。そんなお2人が暮らすのは、地中海近くの南フランスの大都市モンペリエ。

 こちらが、夫婦の自宅ですが…壁には弓矢、そして江戸時代に人気を博した武者絵など、弓道にまつわる物がぎっしりと。

 実は、自宅の一室を私設の博物館にしているんです。

 さらに、フリマで購入した矢は飾るだけではありません。なんと庭には弓を打つ場所も。お見事です!

 シャルルさんにとっては弓道は技術だけではなく、人として成長するための道だといいます。

「フランスで弓道やその歴史を伝え、より多くの人に広げていくことが夢」

■「ミニカー」を買った理由

 夢の実現のためにフリマを訪れる人は他にも…。

マレーシアからの来場者
ザファゾリさん(47)
「ここに来るのは9回目。ここでの買い物はクセになる」

 10年程前から日本に来るたびに、このフリマに立ち寄るザファゾリさん。今回、購入したのはミニカー2つ。

「マレーシアでもミニカーは買えるけど、高い。でも、これは2つで1000円。“夢の街”に使う」

 “夢の街”って一体、何?後日、動画を送ってもらうと…。

「こんにちは。私の部屋へようこそ」

 ここは、ザファゾリさんのコレクションルーム。棚には丁寧に並べられたミニカー、その数1000台以上。

「このフィギュアは東京のフリマで2018年に。これは2019年、これは今年」

 そんな部屋の一角にあったのが…。

「これが私の“夢の街”です。まだ完成していなくて、今も制作中」

 これが、ザファゾリさんの“夢の街”。日本が大好きで、マレーシアにいながらいつでも身近に日本を感じたいと、自宅に日本の街並みをつくり始めたそう。

 街には劇場と思しき建物や、高台には街の安全を見守る消防署も。

 今後もフリマに行って、夢の街を広げていきたいそうです。

■日本のキャラクター 海外でも大人気

 フィリピンから来た家族は「これを買ったけど、娘に取られそう」と、お宝を発見したと大興奮。それが…。

フィリピンからの来場者
長女 ラジャさん(18)
「これは私の部屋に飾る」

 マスクマンやエルビス風など激レア・キューピー。20年以上前の懸賞の当選品。キューピーは、フィリピンでも大人気です。

「キューピーマヨが大好き。食べ物全部にかけちゃう。いつも学校には小さいマヨを持ち歩いている」

 世界に誇る日本のキャラクターは、このフリマでも大人気。

オーストラリアからの来場者
ティムさん(55)
「ただかっこいいだけではなく、戦争のことやその後の影響。とても深いテーマで、いくらでも掘り下げられる」

 テーマが深い日本のキャラクター。何だか分かりますか?

「ゴジラ。ゴジラに夢中なんだ。とってもクール。どこへ行くのにもゴジラは一緒」

 ティムさんは筋金入りのゴジラファン。40年以上、世界中から集めてきたコレクションは50種類。その中でも一番のお気に入りが、この5歳の時に買ってもらったという巨大フィギュア。なんと、手が飛びます。

「5歳の時に買ってもらって、今でも宝物。日本に来るたびにこうやってコレクションを集めている」

■「鉄腕アトム」好きの外国人が買った物

オーストラリアからの来場者
ラッセルさん(43)
「タキオババ」

ラッセルさん
「(Q.高田馬場?)ババ。日本に来たら必ず行く場所。あの音楽を聴きにね」

 ラッセルさんが好きな日本キャラクターは、高田馬場と深い関わりを持つ“あの男の子”。

 お分かりですよね…そう「鉄腕アトム」です。

「初めて見た日本のアニメはアトム。すぐ好きになった。オーストラリアの他のアニメとは全然違った。すごく未来的だった」

 1960年代から「アストロボーイ」として、40以上の国で放送された日本アニメの先駆け。

 こちらの夫婦も…。

オーストラリアからの来場者
ネイサンさん(52)
「子どものころ、大人気だった。僕らはアトムを見て育った」

 この日は、年季の入ったブリキの看板を2000円で購入。自宅には、もっと珍しい物があるようで…。

 こちらが、夫婦の自宅。そのアイテムがどれだか、分かりますか?

 正解は…。

オーストラリアからの来場者
ステファニーさん(52)
「陶器でできている大きな彼の赤いブーツ。日本のことを思い出させてくれるし、とにかくアトムが大好き」

■人気商品トップ3 第3位は…

 ここからは、外国人客127人調査、人気商品トップ3。

 まずは、第3位。

アメリカからの来場者
「アートとして家のデコレーションに使う。漢字とか日本の字がいい」

 外国人にはなじみのない…。

取材スタッフ
「逆です」

 日本語が書かれているレトロな看板がランクイン。

アメリカからの来場者
「とってもクール。僕は塗装職人だから、これを買った」

 意味を聞いて買う人もいれば、カナダ出身のメリッサさん(42)が買ったのは工務店の看板。意味は分かりますか…。

「これは無料ですよね? これは大事な漢字ですよね。漢字にこのイラスト、すべてが素敵」

 さらに、このフリマで調査をしていると、オーストラリアで“ある日本語”のブームが起きていると言います。それが…。

オーストラリアからの来場者
ミラナさん
「オーストラリアのナンバープレートは、漢字やカタカナの日本語表記ができる」

オーストラリアからの来場者
リチャードさん
「日本風のナンバープレートが使える。僕の友だちの車がそう」

 それがこちら、「日本の国内市場」の文字?

 さらに調べてみると、漢字で「車」の文字や「州の名前」など。実はオーストラリアの一部では、追加料金でナンバープレートに日本語が使えます。

リチャードさん
「オーストラリアでは日本車がすごく人気。リアルな日本車に近づけたい愛好家が増えた。政府もそれを認めているんだと思う」

 ちなみに、「日本の国内市場」とは「日本国内向けの車」を指す「JDM」を直訳したもので、マニアにとってはクールなのだといいます。

■第2位 子どもへのお土産ではなく…

 続いて第2位は、誰もが使った「あれ」でした。

オーストラリアからの来場者
「日本の子どもは、みんな使っていたけど、大人になったら使わない。日本らしくてかわいい」

マレーシアからの来場者
アシキンさん(36)
「映画で小学生たちがこのバッグを使っていたのを見た。興味深いし、とてもユニーク」

 正解は「ランドセル」です。子どもへのお土産ではなく…。

アシキンさん
「OK、キュート。私に合っている。毎日通勤でバイクに乗っているから、これは使えそう。早くマレーシアで自慢したい」

 冗談かと思ったら、本当にバイクに乗ってランドセル通勤。なんと、自分で使う大人たちが続出。

 アメリカからの女性が感激したのが、その防犯性です。

アメリカからの来場者
サブリナさん(31)
「押し込むだけでロックができるのがスゴイ。普通のリュックだと、後ろから簡単に開けられてしまう。でもこれは誰かが触ろうとすると、すぐ分かる。セキュリティー性にすごく優れている」

 聞けば、サブリナさんは日常遣いをするそうで、山登りの時にも使ってみたいとのことです。

 実はランドセルを普段から愛用するハリウッドセレブをキッカケに、海外で火がついたランドセルブーム。

 ファッションの都、イタリアの夫婦も大絶賛です。
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