#ANNnews 【速報】ホルムズ海峡“支配”強めるイラン 日本関係の船舶初通過【報道ステーション】(2026年4月3日)



【速報】ホルムズ海峡“支配”強めるイラン 日本関係の船舶初通過【報道ステーション】(2026年4月3日)
イランを「石器時代に戻す」と脅したトランプ大統領の演説の後、アメリカ軍は、テヘランの建設中の橋を攻撃しました。

イランメディアによりますと、死者は8人。1回目の攻撃で、救助隊が駆け付けたところに2回目の攻撃があったとしています。

トランプ大統領は、橋破壊の映像に、こんな言葉を添えて投稿しました。

アメリカ トランプ大統領のSNS
「イラン最大の橋が崩落した。二度と使われることはない。まだまだ続くぞ。手遅れになる前にイランは合意すべきだ」

アメリカメディアでは、「軍の補給路遮断が目的」と報じられていますが、イランにとっては、テヘランとカスピ海を結ぶ高速道路計画の一部です。

高速道路建設会社 最高経営責任者
「この事業の唯一の目的は、人々の生活のためでしたが、完全に破壊されました。橋は、イラン暦の新年(3月20日)に開通予定でしたが、戦争で先延ばしになり、今回の爆撃で完全に頓挫しました」

■イラン報復示唆 8つの橋「標的」

イランがアメリカの望む合意に応じる気配はありません。

革命防衛隊は、バーレーンにあるアマゾンの施設を攻撃したと発表しました。

橋への攻撃を受け、UAEやクウェート、サウジアラビアなどの橋8カ所を、報復の対象にするとしています。

さらに、革命防衛隊は、SNSで、敵の最新鋭戦闘機をホルムズ海峡周辺で撃墜したとする映像を公開。イラン中部でも、F35ステルス戦闘機を撃墜したとして、残骸の写真を公開しました。

ただ、CNNは、写真は、F15戦闘機のものと分析。アメリカ軍に事実関係を確認中です。

アメリカ トランプ大統領
「革命防衛隊の指揮系統は、この瞬間にも一掃されている。ミサイルと無人機の発射能力は劇的に低下し、兵器工場もミサイル発射装置も粉々になり、残りわずかだ」

トランプ大統領のこの主張は、アメリカの情報機関の見解とは全く異なるようです。

CNN安全保障担当 バートランド特派員
「情報筋は、ミサイル発射装置の約半分が健在だと語りました。自爆ドローンも約半分の数千機が無傷だといいます」

アメリカ軍は、これまでに1万2300を超える標的を攻撃したとしています。しかし、イランは、各地の地下施設に兵器の多くを温存させているというのです。

ホルムズ海峡を通る船にとって、脅威となる巡航ミサイルも、大部分が無傷とみられています。

■日英など40カ国 制裁案など協議

世界への影響は、日に日に増しています。

IEA=国際エネルギー機関
「紛争が続けば、4月の石油供給の減少幅は3月の2倍になる。1970年代のオイルショックより深刻だ」

国際社会の石油確保に向けた模索が続いています。

イギリス クーパー外相
「海峡への攻撃は、原油価格や食料価格の高騰に加え、世界で900万人を食料不安に陥れ、あらゆる地域の家庭や企業に打撃を与える恐れがあります」

アメリカを除く、40カ国以上の外相が参加する会合が2日、行われました。日本も参加し、制裁案なども含む通航再開に向けたさまざまな話がされたそうです。

イギリス クーパー外相
「イギリスは、当初よりアメリカとは見解が異なるので、中東での攻撃行動に関わることはなかった。海峡再開に向け、外交・経済など、あらゆる手段を取る覚悟です」

■タンカー航跡示す“新たな動き”

2000以上の船舶が足止めされている状況のなか、ホルムズ海峡では、新たな動きが出てきました。

現地時間2日正午ごろ、ホルムズ海峡での船舶が、どのように動いていたかが記録されたものです。
オマーン沖を航行していた3隻のタンカー。このうち1隻は、オマーンの企業と日本の商船三井が共同保有するLNGのタンカーです。この3隻、ホルムズ海峡に差し掛かるところで信号が消え、レーダーから姿を消します。

ホルムズ海峡に差し掛かるところで信号が消え、レーダーから姿を消します。次に現れたのは23時間後、海峡から200キロ以上、離れた場所でした。

現在、海峡を通過する場合、革命防衛隊の警護のもと、“安全回廊”と呼ばれる航路しか方法はありません。

しかし、3隻のタンカーが、通過したとみられる南側は、封鎖前に使われていた通常の航路です。

ホルムズ海峡のモニタリングを続けている東京大学大学院・渡邉英徳教授は「革命防衛隊の高速艇による監視・護衛の気配がない。単純な『封鎖・非封鎖』では捉えきれない、より複雑な秩序が形成されつつある」としています。

イラン ガリババディ外務次官
「通航を監視する協定案をオマーンと策定している。具体的な値段の議論は、時期尚早だが、通航料設定を検討している」

これまでも、通過できた船舶はありました。

フランスの海運グループが所有するコンテナ船も、2日にホルムズ海峡を通過できたことがわかりました。

■通過“成功”のタイ 交渉の裏側

封鎖初期に船舶が、革命防衛隊によって攻撃され、行方不明者も出ているタイ。
外相同士の電話で、通過の許可が下りたそうです。

タイ シーハサック外相
「イランの外相には、タイへの船舶への攻撃は許されないと指摘しました。その場で交渉の意思を示さず、まだ通過待ちの船があるとも伝えました」

イランのアラグチ外相に、足止めされている船舶の情報を伝えたところ、1隻のタンカーがホルムズ海峡を通過しました。

タイ シーハサック外相
「(Q.協議の中で、条件を出されましたか)いいえ、まったく。影響を受ける国同士が、さまざまな懸念事項を表明して、海峡の自由な航行を守るために、できることを話し合うべきでしょう」

◆ホルムズ海峡の事実上の封鎖が始まってから初めて日本関係の船が海峡を通過したという情報が入ってきました。通過したのは、液化天然ガスを運ぶ商船三井の船。商船三井がオマーンの企業と共同で保有する船で船籍はパナマです。ペルシャ湾内に停泊していましたが、現在は「危険な水域を出て、全員の安全を確認した」としていて、ホルムズ海峡を通過したといいます。

◆船籍はパナマだが、オマーンとの共同保有の船ということですが、日本の船と認識されて、海峡を通過したのでしょうか。

中東調査会の斎藤正道さんは「イラン側は、日本関係の船だと認識していたと考えられる。日本が選ばれたとすれば、日本やアジアと友好的な関係を持ちたいというメッセージの可能性がある。アメリカやイスラエルへの攻撃をゆるめるように、日本に対し、働きかけを期待している可能性もある。いまは、軍事行動の主導権は軍にあるが、政権側の穏健派も外交政策への一定の影響力を持ちつつある表れかもしれない」といいます。

ブルームバーグ通信は「イランの“友好国”の船舶なら、『通航料』を支払うことでホルムズ海峡の航行を認めている」と報じています。
その通航料は、少なくとも『原油1バレルあたり1ドル』。中東から日本へ原油を運ぶ船は、積載量200万バレルの大型タンカーが一般的ですが、1隻あたり200万ドル=約3億円の通航料が新たにかかります。日本のガソリン価格に1リットルあたり約1円上乗せの可能性があります。

これまでに通過を許可されたのは、中国・ロシア・パキスタン・インド・イラク・フィリピン・タイ・トルコ・フランスとされています。これらの国々のなかでも、イランとの結びつきが強い国ほど、通航料は安くなるといいます。

◆公の海でイランが通航料を取るのも国際法上おかしいが、イランの狙いは?

斎藤さんは「軍事力でアメリカ側に劣るイランとしては、ホルムズ海峡の支配権を握っていれば、アメリカやイスラエルへの『抑止力』につながる。手に入れた通航料は、破壊された国内の復興に充てたいという思惑がある」とみています。

◆40カ国以上の外相が集まって、ホルムズ海峡の開放に向けた対応を協議していますが、効果はどうなのでしょうか。

斎藤さんは「40カ国以上の外相協議による圧力が、どこまでイランに通用するかはわからない。日本単独ではなく、利害の一致する東南アジアの国々と連携し交渉に当たるほうが、効果があるのでは」と話します。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2026
[テレ朝NEWS] https://ift.tt/ps5AcNK

Thank you for your support in keeping this website running.💛

View on “Tokyo Trend News”

#ANNnews
#ANNニュース
#テレビ朝日
#報道ステーション
#news
#テレ朝news

コメントを送信