#ANNnews 「悪質な集団」「我慢の限界」トランプ氏がイラン攻撃を決断 作戦名は「壮絶な怒り」【サタデーステーション】(2026年2月28日)



「悪質な集団」「我慢の限界」トランプ氏がイラン攻撃を決断 作戦名は「壮絶な怒り」【サタデーステーション】(2026年2月28日)
アメリカとイスラエルが、イランへの軍事攻撃を始めました。首都テヘランをはじめ、複数の都市が攻撃を受けたとみられていますが、イラン革命防衛隊はすぐさま、報復攻撃を行ったと表明。緊迫の度を増しながら、事態が激しく動いています。(2月28日OA「サタデーステーション」)

■首都テヘランで「3回の爆発」

日本時間28日午後3時過ぎ、イランの国営メディアは「首都テヘランで3回の爆発があった」として煙が立ちのぼる様子を伝えました。

イスラエル ネタニヤフ首相(日本時間28日午後)
「つい先ほど、イスラエルと米国は共同作戦『ライオンの咆哮』を開始しました。私は心からアメリカ大統領ドナルド・トランプ氏、アメリカ国民、そしてアメリカ軍に感謝を申し上げます」

イスラエルのネタニヤフ首相は、アメリカと共にイランに攻撃を開始したと明らかにしました。アメリカのトランプ大統領は。

アメリカ トランプ大統領のSNS(日本時間28日午後投稿)
「アメリカ軍はイラン国内で大規模軍事行動を開始した。我々の目的はイラン現政権がもたらすアメリカ国民への差し迫った脅威を除去することである。 危険で、冷酷で非常に悪質な集団なのだ」

トランプ大統領は、SNSでアメリカ軍も攻撃を開始したと明らかにしました。そもそもの当事者は、イランとアメリカです。両国はこれまで核問題をめぐり協議を重ねてきました。「最後のチャンス」と報じられていた26日の協議で隔たりは埋まらず、それ以降、アメリカ側の公の場での発言はなく、その受け止めが注目されていました。

アメリカ トランプ大統領のSNS(日本時間28日午後投稿)
「私の政権の方針は、このテロ政権に核兵器を持たせないことであった。 繰り返しになるが、彼らが核武装することはない。(去年の)攻撃の後、危険な『核兵器開発を二度と行うな』と警告した。 その後も何度も合意に達せるよう努力してきた。彼らも合意を望んでいたが、どっちつかずの方針のままだった。 もう我慢の限界だった。我々は彼らのミサイルを破壊し、ミサイル産業を壊滅させる。完全に破壊するのだ。そしてイランの核武装を確実に阻止する。彼らが核武装することはない」

■攻撃の実行日 数週間前に決定か

ロイター通信は、イスラエルの当局者の話として、作戦は何カ月も前から計画されていて、発射日は数週間前に決まっていたといいます。

また、アメリカのNBCは、複数のアメリカの当局者の話としてイランでの軍事作戦は空と海から実施されていて、多数の戦闘機が投入されているほか、海軍の艦艇からイランに向けてトマホークミサイルが発射されているということです。アメリカ国防総省は、今回の作戦名を「エピック・フューリー(壮絶な怒り)」と発表しました。

イラン国内は、甚大な被害が出ています。イラン国営メディアが報じた被害現場の映像では、一帯が吹き飛ばされ、白い煙に覆われ、火が出ている場所も確認できます。アメリカおよび、イスラエルがテヘランをはじめ複数の都市を攻撃した数時間前にイスファハンなど複数の都市でも爆発音が確認されています。

イスラエルメディアが、最高指導者ハメネイ師の事務所近くで爆発が起きていると報じるなか、イランメディアは、ハメネイ師やペゼシュキアン大統領は無事だとし、また、一般市民にけが人が出ているとも伝えています。テヘランだけでなく、イスファハンやコムなど多くの都市でも爆発音が確認されているということです。イラン政府は国民に対し、テヘランや主要都市からの避難を呼びかけています。

そしてイラン国営メディアは日本時間28日夜、ホルムズ海峡にほど近い南部のミナブの女子小学校にミサイル攻撃があり、これまでに女子児童ら40人が犠牲になり、ほかに48人がけがをした、と伝えました。

イラン外務省は声明文を発表しました。

イラン外務省
「米国およびシオニスト政権による今回の軍事侵略は、イランが外交プロセスの最中にあった状況下で行われました。我々は、米国およびシオニスト政権(イスラエル)が新たな侵略行為を行わないとの保証を得ていたにもかかわらず、彼らは再び国際社会の前で侵略行為に及びました。イラン国民の対応は断固たる決定的なものとなり、侵略者は、自らの犯罪的行為を後悔することになるでしょう」

■イランは報復開始 カタールなどで「爆発」

イスラエルは、去年も、アメリカとイランが核開発をめぐり協議を重ねるなか先制攻撃を仕掛けています。イランは、徹底抗戦の構えです。そして、イランの報復攻撃が始まったようです。

アメリカCNN(日本時間28日午後7時頃)
「イランは攻撃を受けたら報復すると宣言していました。宣言の通り、この地域で報復が開始されています。 私は今アブダビにいるのですが、アラブ首長国連邦には、米軍のアル・ダフラ空軍基地があります。カタールにはアル・ウデイド空軍基地、クウェートにはアリ・アルサレム空軍基地、バーレーンには米海軍第5艦隊が在中しています。この4つの国すべてで、爆発が起きているのです。これは、米国とイスラエルによるイランの都市への攻撃への報復です。ここ(CNNの)中東本部から報道している数時間の間に、爆発音を何度も耳にしました」
「ベッキー・アンダーソンがアブダビからお伝えします。サイレンが局内で響いています。近場の避難所に即時に避難しなくてはいけません。ですので避難します」

■成田に旅客機引き返し 空の便に影響

イランの報復攻撃は激しさを増してきているようです。来月、トランプ大統領と会談する予定の高市総理は。

高市早苗総理大臣(28日午後6時半ごろ)
「今日は皆様ご承知のとおり、イランで大変なことが起きてます。イスラエルがイランを攻撃した第一報が入り、どうも米軍も参戦したらしいと。必要な指示も出しましたし、ちょっとかなり前からさまざまな動きを情報を見ながら、イランにお住まいの邦人の皆様に早めに国外に退避していただく、そういった対応も続けてまいりましたので、このあと危機管理万全の態勢をとってまいります」

外務省は、中東情勢がエネルギー安全保障の観点から日本に大きな影響を与えるとして「重大な関心をもって事態の推移を注視する」とSNSに投稿。茂木外務大臣を本部長とする対策本部を立ち上げました。

国内でも、すでに影響が出始めています。午後5時34分に成田空港を出発したカタール航空の旅客機ですが、今回のイラン攻撃を受けて、急遽、午後7時49分に成田空港へ引き返しました。

日本航空は、羽田空港から中東カタールのドーハに向かう今夜の便の欠航を決めました。復路のドーハ発・羽田便も含め、影響はあわせて、およそ400人ということです。1日以降については、まだ決まっていないとしています。

■核協議続く中での攻撃に

なぜこうした事態に発展したのでしょうか。中東情勢が大きく変わったのは2015年。当時のアメリカ・オバマ政権と、イラン・ロウハニ政権の間で「核合意」が結ばれたことがきっかけでした。その内容はイランが核開発を制限する代わりに、イランに科されていた経済制裁を全面解除するというもの。しかしそれを覆したのが、就任1期目の当時のトランプ大統領でした。

トランプ大統領(2018年)
「アメリカは核による脅迫にひるまない」

イランが合意を守っていないなどとして2018年に「核合意」から一方的に離脱。制裁を復活させるなどした結果、イランの経済は崩壊しました。追い詰められたイランも、止めていた核開発を再開させるなどしたため再び緊張が高まっていたのです。

そして去年6月。就任2期目となったトランプ政権のもとで、アメリカ軍がイランの核施設を攻撃。トランプ大統領はイランとの核協議を行うとしていましたが、その後も進展はみられないまま…。

核開発の放棄は受け入れず、アメリカへの敵対姿勢も崩さないイラン。最終的な合意となるのか―。今月にはおよそ8か月ぶりに、協議も3回行われていました。来月には再び技術的な協議を行うことでも一致していた中で起きた、今回の大規模な攻撃。トランプ大統領は攻撃の理由について、「イランは核開発を放棄するあらゆる機会を拒否した」などと述べています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2025
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