#BBCNewsJapan 混乱と対策の遅れで死者増加……ジョンソン英政権のコロナ対策、独立調査委が報告書で批判
混乱と対策の遅れで死者増加……ジョンソン英政権のコロナ対策、独立調査委が報告書で批判
新型コロナウイルスのパンデミックへのイギリス政府の対応について調べてきた公的独立調査委員会は20日、政府の対応が「不十分で遅すぎた」ため、流行の第1波での死者数がむしろ大幅に増えたと結論した。
当時の政府の政策決定を検証した独立調査委は、2020年3月16日より前に、社会的距離の確保や症状のある人とその家族の隔離などの措置を自発的に行うよう呼び掛けていれば、その後のロックダウン政策は避けられたかもしれないと指摘した。
しかし、当時のボリス・ジョンソン内閣の行動が後手に回ったためにロックダウンは不可避となり、加えてロックダウンの実施がさらに1週間遅れたことで、イングランドでは第1波の死者が2万3000人増えたと、報告書は指摘している。
報告書は、イングランドだけでなく、連合王国を構成するスコットランド、ウェールズ、北アイルランドの各自治政府を批判。さらに、ロンドンの首相官邸の「混沌(こんとん)とした文化」を非難した。
ニック・アードリー記者が報告する。
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