
日大・重量挙部の元監督「特待生」狙い 5300万円詐取か 「学生の夢を食い物に」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年6月11日)
日本大学・重量挙部の元監督が、入学金などの名目で学生の保護者から現金をだまし取ったとして逮捕されました。オリンピック選手も輩出した名門運動部で行われていた不正の手口が明らかになりました。
■ターゲットは特待生とその保護者
10日、詐欺の疑いで逮捕されたのは難波謙二容疑者(63)です。2022年12月、重量挙部に入部予定の特待生の保護者らから現金205万円をだまし取った疑いが持たれています。
監督を24年にわたり務めていた難波容疑者。大学の調査では、58人の保護者らから5300万円以上をだまし取っていたことが確認されています。
日大重量挙部OB
「悲しかった。学生の夢とかを食い物にしていた」
詐欺のターゲットとして狙われたのは、特待生で入る学生とその保護者です。
日大の特待生には、入学金・授業料などが免除されるものから、一部しか免除されないものまで4つの種類があります。
しかし、合格した特待生に自分がどの種類の特待生なのか通知されることはありません。
この仕組みを悪用し、重量挙部では特待生に送るはずの入学書類をコーチが大学側から受け取っていました。
そして、難波容疑者の指示のもと「免除は2年目からだ」と金額を水増ししたウソの書類を作成し、保護者らに請求。重量挙部の口座に振り込ませていたとみられます。
被害に遭ったOB
「実際に入学しますと連絡をした後に、ある程度、入学のタイミングには奨学金適用のためにお金を振り込まないといけないというような話をいただいた」
その後、本来、大学に納めるべき金額だけを学生名義で振り込み、詐欺の発覚を免れていたとみられます。
被害に遭ったOB
「インターハイ優勝クラスの人とかは被害に遭っていなくて、ベスト4、ベスト8ぐらいの人が被害に遭っている印象。本当に強い人は明らかに奨学金をもらえるのに『なんで払うんだ』という違和感を持たれると思って。そういったところもこざかしい」
■重量挙部元監督「寄付金という認識」
警視庁によると、だまし取った金は難波容疑者が所有する車の点検代やコーティング代、私物の購入費用などに使われていたということです。
日大重量挙部OB
「もうかっているなみたいな話は学生の間でもなっていました。高級車で来て、いい時計をしているな、そんな印象」
調べに対し、難波容疑者はこう供述しているということです。
「寄付金として保護者の了解を取り付けてもらったお金という認識だった。私的に使用した寄付金は一切ない」
(「グッド!モーニング」2025年6月11日放送分より)
[テレ朝news] https://ift.tt/VwA10Oh
Thank you for your support in keeping this website running.💛
View on “Tokyo Trend News”
#ANNnews
#ANNニュース
#テレビ朝日
#報道ステーション
#news
#テレ朝news