
内閣不信任案「来週に判断」 悩む立憲・野田代表 提出なら解散&衆参W選挙も【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年6月11日)
国会の会期末が迫り、野党が石破内閣に対する不信任決議案を提出するかどうかが焦点となっています。そんななか、カギを握る立憲民主党の野田佳彦代表は怒っています。
■提出なら解散&衆参W選挙も
「根拠のない一面の記事で憤りを覚えています。適時適切に総合的に判断をするという以外、何も今申し上げる時期ではないと思っている」
「内閣不信任決議案の提出を見送る調整に入った」との報道に対して、立憲の野田代表はいら立ちをあらわにしました。
不信任案が提出されれば、衆議院を解散すると周囲に伝えている石破茂総理大臣。衆参同日選挙になる可能性もあります。
立憲民主党議員
「今解散されたら、他の野党との選挙区調整が進んでいないので勝てない」
政治空白への懸念などからも「野田代表は不信任案提出を見送るのではないか」という見方が強まっていますが…。
立憲民主党 小沢一郎衆院議員
「(不信任案を)出すべきだと思う。政権交代のためには、選挙をしないとだめだから。選挙が怖いからというような理由で、この(提出しない)判断をするとしたら、それは政治家としては、あるいは政党としても間違いだと思う」
現在、野党の中では唯一、単独でも不信任案が提出可能な51人以上の衆院議員を擁する立憲民主党。野田代表はどう判断するのでしょうか?
ジャーナリスト 後藤謙次氏
「(野田代表は)提出しないと思う。石破総理は不信任案が出た段階で(衆院を)解散しますよと。今、参院側の野党共闘というのもあまりうまくいっていない。そこにさらに衆院選となると、候補者をそろえられるという準備はほとんどできていない」
■「来週に判断」悩む野田代表
野田代表は衆院選で政権交代が実現できなかった場合は代表を辞めると明言しています。このことからも衆参ダブル選挙の可能性が出てくる不信任案の提出はないとみています。
また、少数与党の自民党が野党に対してうまく立ち回っている点も影響しているといいます。
「国民民主党は『103万円の壁』、日本維新の会は『高校授業料の無償化』、 そして立憲民主党は『年金制度改革』。それぞれの党が1つ1つ自民党とやりたいことで成就しているので、全面対決とは状況が違っていて、その点でも自民党はかなり上手に野党側をコントロールしてきた。そのコントロールの延長線上に不信任案もあるということなので、(野党が)一気呵成(かせい)に攻めのぼるという状況にはないと思う」
22日に会期末を迎える国会。野田代表は不信任案の判断の時期についてこう述べました。
「適時です。来週でしょうね。22日ですから会期末。それまでの間ということです」
(「グッド!モーニング」2025年6月11日放送分より)
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